レビュー一覧

それほど起伏のあるお話ではないけど、なんか、じんわり染入るお話でした。最初に出てきた、叔父様が素敵でした。ヒーロー、ヒロイン両方にいい影響を与えた。ヒーローは、ヒーロー妹が言ってるように面白い展開。なんか、一人で自問自答してるのが、ちょっとかわいい。ヒロインは、若いのに夫と死別してて、3度も流産を経験。辛いことばかりだったヒロインを少しずつヒーローが癒していて、素敵でした。ヒロインの気持ちに寄り添い、無理強いしないヒーローは素敵です。

想像してたお話ではなかったけど、良かったです。

作者買いです。もう、涙しちゃいました！再婚系のお話は苦手なんですけど、2人の想いが伝わってきてギューっとなりました。最後は素敵なハッピーエンドで、涙。

ヒーローはやせ我慢してるけど、最初からヒロインに意識しまくってて我慢する必要ある？と思うぐらいでした。おじさんもそう思ったんでしょうね。変な邪魔ものはいないんですが、壁をつくってたのは実はヒーローじゃなくてヒロインだったとは意外でした。

すごくよかった。桜屋先生の作品の中でもとびきり可愛いいヒロインです。後半からどんどん可愛らしくなっていきます。ヒーローはひとりでドタバタするタイプで３枚目キャラですが、真剣な眼差しはさすがの桜屋先生の画筆でかっこいいです。心に傷を持つヒロインの気持ちを無理にこじ開けることをせずに包み込むヒーローに好感をもてました。最後にベイビーを抱くヒロインのなんて可愛らしいこと。幸せを感じられる作品です。

題名から、契約結婚を決められた期間が九ヶ月なのかなと思って読んでいましたが、ヒロインの生い立ちや幼馴染との短い結婚と赤ちゃんに対する希望を読み進めていくうちに、彼女が乗り越えてきた強さに涙が出ました。自分の望みを叶えられたヒロインの最後の描写が見られて嬉しかったです。ヒーローは最初からヒロインに惹かれているくせに、なんだかんだとこじらせている様子が面白かったです。いつもながらこの作者さんの画力が素晴らしかったです。

心温まるお話しです、ヒーローとヒロインがゆっくり心の距離を縮めて行くのが素敵でした。叔父さんに感謝！

HQ的な華やかさとか激しさはありませんが、ゆっくりと傷を癒し、それと同時に愛を育むいいお話でした。冒頭のおじさんのエピソードとヒーローヒロインのラブストーリー、どちらもしっかりしていて、一度で二度おいしい。ヒーローが「ちょっと面白いこと」になっているのも更によし。

私にとってハーレクインは作画が美しいのが、一番のポイントです。この作者さん大好きです。今回のお話もヒロインの気持ちの描写も丁寧でそれに寄り添うヒーローも素敵でした。幸せになれてよかったです。

久しぶりに読んだ、こんな良い話。悲しみを乗り越えるヒロインとそれを支える理解ある穏やかなヒーロー。マジ最高。