レビュー一覧

芸術とリアルの混同という古典的なテーマで、ラストも早々に予測がつくものですが、短いページ数でコンパクトに纏まっているせいか十分スリリングに感じました。ただわたしの好みで言うと漫画家の狂気（いい人だから悪人が描けないという設定なのに結果的に描けたということは事件を通じ犯罪者への理解が持てたはず）みたいなものとか、殺人犯が「幸せな家族」にこだわる動機とか交代どうのこうのの過去とかその辺りを描き込んでほしかった。あと、もっときれいな絵柄だと犯人の悪魔的な魅力が際立っただろうなあ……犯人だけでいいのでそこは頑張ってほしかった

いい奴には悪人が描けないかあ。なるほどなあと思いました。漫画家デビューするには、悪い奴になる必要があるのかも。

ありきたり、、、読み終わった後に真っ先に思った感想。映画とは違うラストらしいけど、まぁ特に期待ももてないな

映画を観てからの購入です。元々展開が早い作品を、更に短くまとめた感じで映画より浅くかんじました。絵は上手いのでせめて上下巻に分けてじっくり描いて欲しかったです。

映画を観終わり読んだのですが、個人的に映画の内容・ラストの方が良かったので残念でした。キャラクターの絵も同じ方がより良かったような、とも思います。

こういうのってハリウッド映画とかにもあるようなストーリな感じがしました。サイコパスと出会って、無限の才能に恵まれる。主人公がどんなに画力があり、本当は優しい人なのかはいまいちわかりませんでしたが奥さんを大事にする人だという事はわかりました。でも奥さんを大事にするならば、殺人犯との共作はどうなんだろうって。しかも、サイコパスの美青年は実はサイコパスのただのファンだった。ヒロイックなものもちょっと半減でした。でも映画化になるようで。確かに最近、コミックありきのドラマや映画が多いので、どれをとっても簡単に見れて簡単に理解できる系？実写映画化としては丁度いい展開に背景なのかもです。原作よりドラマや映画の方が主人公が綺麗だったり、物語がよりハートフルになっていたりもするので、多少は期待感が持てます。でも・・・原作よりも主演で興行成績あげようとの目論見のようにも感じます。