レビュー一覧

もう２巻めちゃ笑いました。爺さま２人が最高にキュートでお茶目。高校時代から追いかけまわし爺になっても変わらず執着→年中行事な求愛に「毎度乙！」的あしらい…っていうお約束が繰り広げられるだけの会話劇なんだけど、お年寄りあるあるも面白くてジワる。執着側がしれっと既婚で孫まで居る、っていうのがイイさじ加減なんですよね〜ヤバみというか悲壮感が薄れるので、安心してコメディに浸れる。若かりし頃の群像劇も大好き。１巻は半分くらいBL短編が入ってて家族に貸すの憚られましたが（好きなやつだったけど）、２巻は爆笑しつつ回し読み。腐層というより幅広い層で楽しめること請け合いです。ラストのミステリ大賞（過去と現在）にはじんわり。うまいなぁ…笑わせといてズルい。

試し読みで夢中になって、一気に２巻まで読んでしまいました。言葉選びのセンスがすごい。感服します。

究極の純愛。鬱陶しいのもこれだけ続けば、一周回って微笑ましい。これはBLというのか？でも心は少年だからありか（笑）

そうそうこういうの！大好き！セトウツミみたいな延々と駄弁る作品が大好きで、黒江先生の言葉選びやテンポの良さなど読んでいて痛快です。肉体関係有りのBLならどこにでも転がってますが、こういうコミカルかつ同性愛有りの作品はなかなか出会えないので本当にありがたいです！２巻の高校生時代の話、周囲の学生たちもいいキャラしてて面白かったです！この距離感のベンチトーク、もっと見ていたい!!

表題作は笑えてとてもおもしろかったです。ずっとこのノリで続いてほしい。一冊の半分は別の読切でしたが、カップルになってるのは1作品だけです。でも他の2作品も、不器用な主人公と、そんな主人公に絡んでくる相手の関係性が、とても好みでした。

メイン二人がおじいちゃんで、しかも片想いしている方が孫までいるという新しさ。（想われている方は独身）テンポよく繰り広げられる会話に、じわじわと笑いが広がっていきます。キャラクターがよくて、劇的なことは起こらず、淡々と会話しているだけなのに、とても面白いです。

黒江先生の描く日常のなごやかみのある笑いが最高です！孫やお手伝いさんなどのサブキャラに見守られながら進展はせずとも交流を深めていたじいさん二人が大好きです。紙でも買ったのに電子でいつでも読めるように購入しました。強火の愛を交わしつつ突き放すわけでもなく隣り合う二人のこれからがまた読みたいです。

会話のテンポが心地よいです。続いてくれないかな...

表題作である「じじいの恋」が読みたくて購入。語彙力・センスが溢れるテンポ良すぎな登場人物（主にじじい2人）のやり取りがめちゃくちゃ好みです。2人に性的な関係は何もなく、源ちゃんを想い続ける拓朗も既婚者ですので、もしかしたらそこに引っ掛かる人はいるかも。ただ想われ続けている張本人の源ちゃんが、親友以上の関係を望んでいるわけでもないっぽいので普段はそこんとこちょい地雷の私も全然大丈夫でした。むしろその結果、すこぶる男前で良いキャラの拓朗の孫も出てくるわけですし。星4つにしたのは、他の短編よりももっとがっつり表題作が読みたかったから。他の短編も色んな角度からの味のある作品でしたが、私が求めてたのは「じじいの恋」でした。2巻出ないかなぁ。

ジジイどもの若かりし頃がめちゃくちゃ萌えました。セッ●スして欲しかった…