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大勢の右翼と討論したエピソードやあいちトリエンナーレの裏話が興味深い。津田氏は「右翼と議論をするとヘイトスピーチが野放しにされる」と懸念しているが、如何なる憎悪表現も罵詈雑言も誹謗中傷も差別も侮辱も名誉棄損も、表現・言論の自由だと割り切れば良い。差別主義者や暴力肯定主義者は生育環境が劣悪だったため、論理的思考力や語彙や自己表現力が乏しく粗暴で短気で差別用語を頻発するし言葉も荒くなる。だが、どんな人格破綻者や精神崩壊者にも言論・表現の自由はある。公にできない部分があれば伏字にするなり、その場で言い換えや訂正を求めればよい。彼らから表現の自由の場を奪えば、それこそ津田氏が危惧するようにテロや犯罪に発展し兼ねない。「人格に問題があるから」と表現の自由を制限するのは、人格障害者差別に他ならない。