レビュー一覧

原作は6人の作家によるシリーズ物の1作目です。このシリーズはカーリーがヒロインの2作目(ジュディ・デュワーティ作)や、今作ヒロイン姉のアンジェラがヒロインの最終6作目(カレン・ローズ・スミス作)などがありますが、今作以外は未邦訳のようです。話の内容ですが、コミック版は原作と特に違う所が4点ほどあります。まず、原作ではヒロインがヒーロー同伴でヒーロー母と初めて会って、その時は好印象を持つエピソードがありましたが、コミック版では丸々カットされています。原作ではヒロインはヒーローからの忠告を軽視して、その後二人きりでまたヒーロー母と会って、傷つけられるのですが、コミック版ではその場面がヒロインとヒーロー母の初対面になっています。次に原作では後半ヒロイン甥マイケルが重傷を負って大騒ぎになるエピソードがありましたが、これもコミック版では全部カットされています。それから、後半主人公たちが一時別れる話が、原作では周囲の目や噂を気にするヒロインにヒーローが(勝手に)幻滅して振る展開でしたが、ここはコミック版の方がずっと良かったです。最後にカーリーですが、コミック版では終盤彼女がヒーローと話をする場面が入って、原作よりは彼女に救いがあって良かったです。ただここまで描かれると、彼女がヒロインの続編も気になるので、なるべく近いうちに翻訳本を出して頂きたいです。

悪くはないのですが、別れた奥様の気持ちを考えると星3つよりはつけられません。完璧であろうとしてはいけないの？ヒーローの母親が原因だとしたら、息子であるヒーローがどうにかしないといけなかったのでは。ヒロインは本人も思っていたように元妻に「あなたの元夫が好きなの」ともっと前に正直に話せば良かったのだけれど、でもまあ、離婚でショックを受けている元妻への思いやりで言えなかったのだからそこは仕方なし。総合して手放しでおめでとうと言えないお話でした。男って勝手だな。絵はもちろん綺麗です。

友人の元夫に密かにずっと恋していたのに2人のことや周りの人の事とかを考えて抑えていた気持ちが、隠しきれなくなってしまうのはよく分かったので、もっと自分勝手になってもいいのにとさえ思ってしまった。ハッピーエンドになって良かった。

ヒロインは生い立ちから恋愛に踏み込むことが出来てなかったけど、自分の弱さを克服し強さも自覚して幸せに。ヒーローは自分の感情に素直で好感を持ちました。ヒーロー元妻がヒロイン友人で少しややこしいのと、噂好きな嫌な隣人が出てきます。途中ヒーロー母が中途半端にかき回しに出てきたり、ヒーローと父親の関係は複雑なのか？など思ったのは描き切れてないんだろうなと。

興味深いストーリーでした。ラブストーリーとご近所トラブルが一緒になった展開で、今の世の中の無責任なその他大勢問題に終始ムカムカしながら読みました。良いお話しだとは思いますが、もっとスカッと気持ちの良い話が好きです。

作者買いです。ハーレクインで夢がみたいので、今回の作品好みじゃありませんでした。

ラブストーリーとご近所トラブルのついての内容の漫画。何だか珍しい設定。ご近所トラブル、近所付き合いって大変ですね。

ほかの方も書いておられますが、ちょっと複雑な気分ですね(^^;ヒロインや元妻、女性陣は自分の気持ちと世間との折り合いのつけ方で悩んで苦しんでいるのに、ヒーローだけが奥さんと一方的に離婚したりヒロインに気持ちを伝えるなど、すごく率直に行動しているのが印象的でした。お互いの気持ちのスピードが合わないまま終わってしまったので、今後が心配になる読後感でした。

健気なメガン、ちょっと八方美人になりがちな私は共感するとこがあって買ってしまった。最後は勇気を持って幸せを掴めて良かったー。

作家さん買いでしたが、ありきたりの孤児モノで星3つ。画力でストーリーを推進してくれていなければ2つかも。お決まりの意地悪キャラに取り込まれる友達って何？とか自分を顧みないで逆恨み？ないわぁ〜て。幼すぎヒロインにもイラってしちゃった。ヒーローの母親必要？なんなのかしら？って笑えちやった。