レビュー一覧

マルティニークのマクニール兄弟編もニューヨーク側に引き続き篠原さんがコミカライズされています。障害らしい障害はヒロインの「私は愛されない」という不安ぐらいで、拍子抜けするくらいあっさりと余韻と余裕をもってハッピーエンドになります。んでも冒頭のシーン……翌日忙しくなるとわかってて何故ベッドインになったんだろう……この辺の感覚は個人差あるのかなー。謎。コミカルな描写やカップルのかわいい仕草が多いので、気楽に読むのに向いているかも。

ヒーローはとにかくヒロインに対して隠し事はしないです。こんなに正直にお話してくれるヒーローもなかなかいないと思います。問題はヒロインです。婚約者に騙された経験と父との確執が邪魔をしてヒーローの愛を素直に受け止められません。ヒーローはヒロインの気持ちが解れる様にとヒロインと父親の話し合いの機会を設けてくれたりして良い人でした。

いいリズムで進んでいくので、シリアスな部分のある作品ですが、スマートに読むことができました。

いい話だった。途中，めんどくさくなるのか？と思ったけど。

妊娠していなかったら社長と秘書で一線を超えてどんな関係になっていたのかな？ヒロインのお父様は言葉が少ないだけなんですね。

これぞハーレクインというストーリーですね。篠原先生の絵は独特の雰囲気があるので、独特の世界が楽しめました。

自分を産んだ事で母親が亡くなりその真相を知りたいと思いながらも父親に聞きづらかった主人公。自分が妊娠した事をきっかけに母親の事も聴きたかっただろうし、自分が安全に子供を産めるのか？遺伝的なものはないのか？不安があったはず。上司でもある彼は良い父親になって彼らかしら？

関連作品がありそうなほど、ヒーロー家は複雑なようですね。ヒーローの弟の話は無いのかしら？奥さんを探してるってことだけど。それに異母兄弟が協力してくれてるってことは面識が少なからずあるんですよね？その話は無いのかしら？ヒロインとヒーローの話よりもそっちが気になっちゃって。本編はヒロイン父親の頭の固さとマヌケっぷりにビックリでした。あんなのと結婚させて幸せになると思ったなんてね。

家族関係が複雑なうえチョイチョイ絡んで来るので話がややこしくてかないません。

この話を一番先に読みましたが、これが兄弟のシリーズ物だと知って全て購入しました。遡って順番に読むのが楽しみな作品です。