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レビュー一覧

総合評価
5点
4.5
(21)
5点 5 13
4点 4 6
3点 3 2
2点 2 0
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2012-11-17
評価点
5
takisanさん
Renta!で購入済み
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数ある剛しいらさんの作品の中でもかなり好きなお話です。大物俳優と兄弟を演じることになった新人くん。彼が得体の知れない大物俳優を相手にあたふたしつつ、どんどん相手に惹かれていくんですね。さらに、兄弟を演じているのに、えっ!そんな展開になっちゃっていいのー!とドキドキして楽しめます。続編の「見知らぬ男」「時のない男」も電子書籍になってほしいですね。
2014-09-06
評価点
5
あやめさん
Renta!で購入済み
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役柄になりきって日常を過ごすという非現実的な出来事を通じて、素の自分を封じて演じているはずなのに、役柄の人物に自分の本音がにじみ出てきて、二人の関係を進展させていく。それが役者として人間として二人を成長させていってて、読んでいて久しぶりに「上手いな」と感じる作品でした。3巻まで一気に読み、更にもう一度1巻から読み返しました。普段読み返す時は、ラスト付近でラブラブしてるあたりのみ読み返すことが多いのですが、この作品はほんとの最初から隅々まで読み返しました。面白いです。ただ、あえて難点をあげるとするなら、飛滝が音彦に惹かれた理由がもう少し欲しかったかな、と思います。それを差し引いても☆5です。
2020-11-30
評価点
5
テオさん
Renta!で購入済み
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剛しいらさんは多作で作品によってその雰囲気がガラリと変わるカメレオン的な器用な作家さんだという認識でしたが、その数ある作品の中でも一番印象深いのがこのシリーズでした。容姿に恵まれただけでこれと言って特徴がなかった若手俳優の音彦が、唯一無二の憑依型と誰しもが認める天才俳優飛滝との共演をきっかけに、その人生を大きく変えていくことになります。その一番最初の出逢いがまた強烈!映画の序盤の撮影だけのために深く愛し合う兄弟として、共同生活を始めるのですから… この部分からミステリアスかつ危なっかしい不穏な空気が満ち満ちていて、改めて剛さんの筆力の高さを感じました。この飛滝という役者が本当に「惣三郎…恐ろしい子!」と白目を剥きたくなるほどの怖さで、その奇怪な生い立ちと共に、演じる役柄に対しての入れ込み具合が半端ない。現実世界にこんな俳優が居たら、おそらく寡作かつ短命だろうな…と思います。何百人もの違った人生をドップリと生きてとても心身が持つはずがないもの。1作目の兄弟、2作目は若手刑事と犯罪者、3作目は英国を舞台とした日本人男爵とその脇役という、劇中劇がまたそれだけを読みたくなるほど面白い。(3作目は剛さんの違う作品をベースにしたものです)1作目では何ともつかみどころがなく怖い印象だった飛滝も、音彦と暮らし始めるうちにだんだんと人間らしい(動物や子どもが苦手とか、音彦のちょっとした願望を100%叶えようと頑張っちゃう恋愛初心者とか…笑)部分が見えてきます。役者としてキャリアも心構えも半端だった音彦が、飛滝を目標に自分の道をしっかりと見据え始めるのも良い。シリーズとしては1作目が★5、2と3は★4という感想ですが、古臭さは感じるものの(なんせ15年以上昔の作品ですから)何度読み返してみても面白いです。剛さんの他作品が苦手だった方にも1作目は是非読んでみていただきたいなと強く思います。そして出来ることならば続きを書いていただきたかった… 役者として成長した音彦に戸惑い焦る飛滝も見たかった(涙)剛しいらさんのご冥福を改めてお祈り致します。
2014-05-30
評価点
4
北の国からさん
Renta!で購入済み
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1巻と2巻は★4、3巻は★3という評価です。おそらく現段階では紙媒体でも3巻までしか出ていないと思います。その中で一番面白かったのは1巻でした。二人の俳優が映画の役作りのために本当の兄弟になりきり共同生活を送る。一方はデビュー3年でカッコイイが役者としては平凡な新人俳優の音彦、一方は子供の頃から名子役と言われ、前作後姿をくらましていた大物俳優の飛滝。 飛滝は役にのめりこむことで知られており、会った瞬間から完璧に「弟を盲愛する」兄役を演じる彼に音彦は戸惑いを覚える。視点は音彦の視点で書かれていて、彼が弟を溺愛する兄に惹かれて行くように、私も惹かれていきました。そしていつの間にか、演技でもいい、この関係を続けたいと願っている自分がいるんですよね。上手いなぁ、と思いました。2巻ではミステリアスだった飛滝の人間性が垣間見れ、3巻では甘々な2人が書かれてますが、1巻と比べるとワクワク度やキュン度はどうしても下がってしまった印象でした。それでもとても安定しているシリーズだと思います。
2018-10-30
評価点
5
あかさん
Renta!で購入済み
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1巻を読んだところです。主人公目線で飛滝という人物に興味を持ちましたので続けて2巻3巻も読んでみようと思います。
2018-09-23
評価点
4
くうさんさん
Renta!で購入済み
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おもしろかったです。元々俳優志望だったわけでもない受けがそこまでハングリーに努力していないけれど芸能界を舐め腐ってるわけでもなく、どこにでもいる一般的な思考の若者で、それがどうして攻めをいつもと違う感覚にさせてしまったのか、役者としては大根で、感情が表に出すぎるのが新鮮だったのかな。そんなセリフもあったけど、それだけが理由なのは少し弱い気がしたけど人が人を好きになるってほんの少しの何かなんだろうなあ。攻めがかなり情緒不安定かと心配だったけれど、ちゃんと自分を持っている人でホッとしました。もっと監督が狂った報復してくるかと思ってましたが、先手を打った(?)攻めに拍手。音彦も成長して、メンタルが割としたたかというか強い子だったのも良かった。
2018-08-12
評価点
5
pikoさん
Renta!で購入済み
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三巻とも、何度も読み返しました!一巻では、なぜ攻めが受けを好きになったのか納得出来なかったのですが、巻が進むと徐々に攻めの気持ちが分かります。顔が良いだけの受けは、最初は人としても役者としても足りない所も多いのですが、段々と成長していきます。他のキャラも良い味を出しています。
2018-04-20
評価点
5
いおりんさん
Renta!で購入済み
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演技としての虚構と現実の境目が見えないまま二人が深まっていく描写がスリリングで、作者さんの力量を感じました。読みながら、「このまま飛滝さんが壊れていってしまうんだろうな…」と予想していたので、ハピエンになる & 続編があるとは意外でしたが嬉しかったです。ありがちな、健気すぎたり鈍感すぎたりする受けとは違い、音彦が等身大の青年なので共感が持てたし、人間性としても役者としても成長していく過程も良かったです。続きも今度読んでみたいです。
2013-05-23
評価点
5
sarah20050505さん
Renta!で購入済み
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凄く面白かったです。単なるラブラブ、甘々なBLではなく、受けの成長ドラマを見ているようでした。始めは、軽い、ちょっと無責任なところもある今時の兄ちゃんだったのにね。笑ストーリーにもどんどん引き込まれました。続きが待たれます。オススメ!
2022-08-31
評価点
4
豪華な料理人さん
Renta!で購入済み
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面白いです。役者の世界を奇抜にセンセーショナルに描いた作品です。主人公が平凡な若者だというのも、飛田さんとの対比で面白いです。残念なのは、続刊がフツーなこと。思いきって顔のない男だけにして終わらせたら読後感も余韻もいいと思います。顔のない男が面白すぎて買ってしまいますが、フツーのおじさんと若者の話です。