レビュー一覧

子ども時代、発達障害の特性につけこんだ、親戚のおじさん、お兄さん、ダンスの男性たちが筆者にした事は決して許される事ではありません。パートナーができて、少しずつ落ち着いてきた筆者さん。障害がある、ないにかかわらず、何かあった時にすぐ話せる人が、いるという事自体が自分を守るのだと思った。レジリエンスは、「回復する力」ぐらいの意味しか知りませんでした。根雪のように心にある不安が新しい不安をくっつけて雪だるまのように大きくなっていく、それを分ける事！自分の事を自分で観察して、気が付いて、子育てにつなげている筆者が素敵です。自分がして欲しかった事を我が子にしている筆者さんは、子どもの成長に伴走しながら、自分もさらに変わってゆくんだろうなぁという予感を含んで読後感さわやかです。

発達障害の当事者がしんどい事や、書かれているように病名がついた事で人に何かした時に説明できる喜びも分かるけれど、振り回される周りはだから我慢しろと言うのか、となる事が多々あります。病名が分かった事で対策はできるでしょうが、色々と難しいだろうと感じました。

レジリエンスを高める部分がとても勉強になりました。私も発達障害の傾向があり、過去の失敗に引きずられて過度に落ち込む事が多いので、この本に書いてあることに強く共感します。大事な一冊です。ありがとうございます。

良い本。自分の発達障害を疑っているのですが同じような経験談を読むと安心するしあめさんが回復したことで（過去から完全に切り離せたわけではないのだろうけど）私にも希望が見えた気がします。病院に行こうと思えました。ありがとう。

発達障がいの特性やそれによる苦しみがわかりやすいです。

同じ思いでした。頷くことばかりでした。作者様が執筆してくださって感謝しかないです。少しスッキリしました。その後のことも続きを書いて欲しいです。

This story was very helpful. There are some areas which I personally can relate to. Plus knowing some of the info here sure helped. It’s also great that words are kept simple most of the time.

大人になって発達障害の診断を受けた作者による体験記

発達障害側からの内情です。生きずらくて大変なのはわかりますが、回りからなぜ遠ざけられるのか、特に学校、職場などで。これは学校や職場の人達側からしたら、またきちんとした事情があるわけです。そこまで考えを至らす事が出来ないのがそもそも発達障害なのでしょう。