レンタル41万冊以上、購入98万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

漫画『踊る阿呆と腐れ外道【電子限定描き下ろし漫画付き】』

無料サンプル 内容紹介 レビューを書く
総合評価
5点
4.5
(154)
5点 5 98
4点 4 41
3点 3 7
2点 2 7
1点 1 1

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2021-02-05
評価点
4
mimiさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
上巻は千代森家内部のお話、下巻は結城×環にシフトしていきます。上巻ラストの呆気なさは、下巻の頭で埋められます。家設定が曖昧なんですが、千代森家には爵位がない模様。結城の家は爵位持ちですが、子爵なので上位ではない。従者の芳野も伊月同様、環に町で拾われた身なので、確固たる主従関係や己を殺した伶俐な執事といった、華族モノの重厚さは期待しない方がいいかも。全体的には「マイフェアレディ」。メインよりもサブCP、中でも環あってこそのお話かな。本当に欲しい者は手に入らず、ピグマリオンと化した環の人生には物哀しいものがあります。イライザとの違いは、伊月が芳野を得て自立すること。指切り(爪剥ぎ)の手管に「杖突き様」の因果な足と、モチーフの絡め方は良かったんですが、耽美の域には一歩届かず。外枠の甘さと心情語りの多さが響いたか、ハマり切れずが残念です。
2021-02-08
評価点
5
Mofuさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
上巻、下巻セットで、ぜひ読んでください。上巻では冷酷なイメージの環が、下巻では、本当に一途で切ない想いに翻弄される様が見れます。環の印象がガラリと変わります。最後まで読んでから、また上巻から読み直すと、さらに切ないです。下巻の書き下ろしが、めちゃめちゃ良い。泣かされました。このお話は下巻の書き下ろしまでで完成です。ぜひ、下巻の最後まで読んでみてください。
2021-02-05
評価点
5
たまさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
表紙がきれいでサンプルを読んで購入しました。物語に引き込まれてしまいあっという間に読んでしまいました。面白かったです。
2021-02-05
評価点
5
花さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
切ない、切ないけど幸せな物語が描かれていました。大正浪漫を感じさせるBLでした。
2021-02-05
評価点
5
はるさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
切なさと悲しさと寂しさがどんっと押し寄せてきて胸が詰まりました。時代の波に抗えるわけもなく流されるままいるうちにいつの間にか元の自分とは随分かけ離れたひどい自分が生まれてしまっている描写が悲しく本当に切ないお話でした。主人公は伊月かと思いきや最後まで読んでみると主人公は環だったなんて最後まで読まないと損してしまいますね。話の構成もよく、絵も綺麗でした。その時代ならではの男同士の恋の切なさや悲しさをしっかり書かれていて、でも救いは残してありとても良かったです。その後どうなったのということもなく全てが書かれていい終わり方でした。久々に良いものが読めました。ありがとうございます。これからも応援しています。
2021-02-09
評価点
4
テオさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
大正を舞台にした二組の男たちの熱く苦しい愛の形ー上巻は富豪の千代森家に養子として引き取られた伊月と彼に仕える執事芳野、下巻では千代森家の当主環と幼馴染である結城子爵の話です。上下一気に読みことを強くお勧め。上巻では執拗なまでに伊月を愛人として責めたてる非道な環が下巻では報われない恋に苦しんでいて哀れみを感じます。タイトルの“腐れ外道“とは誰だったのか…?愛する男に似た面影を持つ孤児を養子にし、愛人として長年苛んできた環、街の片隅での垂れ死んでいたかもしれない身を救ってくれた大恩ある主人のもの(伊月)を愛し奪ってしまった芳野、環の元を離れたのに結局は家督を継いでずっと抱いてた自身の野心を叶えた伊月、そして環を愛していながら家のために結婚し子どもを作りその上で環を求めようとする結城… 全員が腐れ外道だったような気がしますが、やはり一番は結城ではないでしょうか?出来れば「子どもを作ろう」と言い結ばれたあの一夜だけを思い出に「生涯愛している…けれど二度と会わない」という方が良かったなあ。この先も愛しているからと妻子を裏切って環に会いにくるとしたら、結城が一番の外道。初読み作家さんでしたが、綺麗な絵柄が大正ロマンに合っていて素敵でした。上下のそれぞれがワルツを踊る(踊る阿保たち!)表紙も良い。欲を言えば、伊月と吉野の見分けが付きにくいコマがいくつもあったので、吉野をもう少し違った風に(短髪とかオールバックとか)描いていただきたかったです。
2022-07-10
評価点
2
moiさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
上巻と下巻でメインで描かれるCPが違います。作者さんは明らかに下巻のCPの方に萌えてるんだろうなぁと思いました。個人的には上巻のCPの方がもっと見たかった。上巻CPの話のオチが下巻の頭に収録というのも何か…販促としては理解するけど好感は持てない。絵も背景や小物の描写が細かくてあの時代の雰囲気作り頑張ってたと思いますが、ギャラデザは現代風なのでちぐはぐな印象を受けました。良いところもあるけど詰めが甘い作品でしたね。
2021-09-12
評価点
2
ますひろさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
重い話でした。絵は最高にエモくて綺麗、しかしストーリーが二度と読みたくないものでした。表紙にいる帽子をかぶった少年伊月が屋敷主環に歪んだ愛を向けられる中、伊月に使える芳野を支えに懸命に生きる物語。感想として自分がどんなに辛い経験をしたからといって他人を傷つけていい理由にはならないって言葉を表す作品でした。終始表題作が胸糞悪くていらいらします。伊月も芳野が好きなら環がした行為を許していいわけないのにあの終わり方。阿呆すぎて呆れました。環が最後幸せな結末で終わったような作りも反吐が出ますね。どうか皆不幸せな人生を進みますように。
2021-06-17
評価点
4
のんさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
とてもしんどい。子爵、お前からすべてが始まったんだよ、と罵りたいくらいです。でも、それが無ければ伊月は拾われなかっただろうし、芳野にも出会えなかったのだな、とも。上巻を読んでも、環を憎む気持ちにはなれずに、下巻を読んでから、とても苦しかったです。とても題名が、しっくり来ました。
2022-08-26
評価点
5
どうしようさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
切なくて泣いてしまいました。伊月たちのお話がとても良くてハッピーエンドで良かったと思いきや環の話が切なすぎて読んでいて辛かったです。仕方の無いことかもしれませんが攻めがずるいなぁと。どうせならもう会わないで終わってくれた方が悲しいけどスッキリ出来たのにと思いました。