レビュー一覧

ラファとウィルクの甘いストーリー。はじめての作家さんですが、情景が思い浮かべられる文章が素敵だなぉと思いました。ちゃんと強さと優しさのあるラファに、自分の呪いを知りながらも卑屈ではなく純粋なウィルクは惹かれあうのは必然ですね。ただ、森に呪いを解いてもらいに向かうのに付けられてるのに気づかない、呪いがあるにしても従者が一人もいないとか、少し引っかかりもありますが、全体的に優しさに満ちた感じでした。

おとぎ話のような緩やかでふわふわする感じ。作家様も書かれてましたが、『幸せに暮らしましたとさ。』で物語が終わるのに相応しい。ただその分ちょっと物足りなさはあるけど、幸せそうだし良いんじゃないかと。作家様は優しい方でその後の話もたっぷりで後書きにまで書いて下さってるので必見です。

初めて手に取る作家さんでした。甘々なんですがページの関係もあってなのか淡々と進む部分も多々ありました。そこが惜しかったです。☆3.5と言う感じです。

あっま〜〜〜〜い！！！と古いギャグを叫びたくなるくらいのお話でした（笑）個人的に狼さんが好みだったので、途中で消えてしまって残念でした。

とっても可愛らしくて甘々で、幸せなお話でした。流れや設定はわりとベタですが、主役2人のキャラもいいし、春と冬というモチーフもしっかり描かれていて、読んでいて気持ちのよい作品でした。個人的には、物語のはじめの方、ウィルクが椅子と膝掛けをいそいそと用意する様子とその気持ちを想像したら、すごく胸に来るものがありました。

早い段階から、甘々な二人なので、安心して読めて大満足です。ファンタジーで、説明つかない部分もありますが、大団円で終わって、読後感良し、です。

甘々だねェ〜〜♪ 甘々だよ〜〜♪ でした。もうまさにメルヘンファンタジーなような… 妖精が身近な存在にいてくれる？花が降るとか感情のただ漏れ・・・妖精に愛されているのか？？ そんなラファに一目惚れした王子様の「最後に愛は勝つ♪♪」でしょうか(笑) 、ほんと２人共にぶれることなく諦めない情愛だね。。私としては、狼(ルース)その後が知りたいです「冬の秘宝」を守り人(狼です) として……最後のページのイラスト(いつまでも幸せに暮らしたとさ)・・ルースも描いてほしかった？もう少しもうちょっと狼さんを。。。

ラファの男らしい上に素直で可愛らしい性格、ウィルクの一途な強さが羽純ハナ先生の美イラストとあいまって、何度も読み返したくなる一冊になっています。脇役陣も個性的で魅力たっぷり。読後幸福感でいっぱいです。

ファンタジーでロマンチックですね。絵もあってていい。

冬の王子様と花を降らせる春の魔法使い、それだけでもうふわふわの甘々です。常に糖度高めなので、心穏やかに読み進められます。