レビュー一覧

萩原朔太郎とその仲間たちが繰り広げるコメディタッチの日常。ギャグっぽくぼかしてはありますが、おそらくほとんどが事実なんでしょうね。昔の文豪たちの破天荒ぶりがすごいです。キャラクターもかわいいし、教科書にでてくる文豪たちにも親しみを覚えます。

「月に吠えらんねえ」で近代の文学者に興味を持ち、リブート版を引き続き読んでいたけど、２巻は紙の漫画が出なかったため購入。「吠えらんねえ」の重さがなく読みやすいです。星４つにしたのは、紙の漫画が出なかったから。

21世紀日本の名作「月に吠えらんねえ」の続編？スピンオフ？分家？的な感じです。キャラクターとコマ割りがちんまりして可愛いです。あの各々の作品のエッセンスを凝縮した登場人物たちと本編の4コマとかが好きな方には強くおすすめです。確かに本編完結後、吠えたンねえ感がたぎっていたので嬉しいです。

やっぱり本編と同じくらい難解です。朔くんがさらに難解だけどミニサイズなのでそこはかとなくホッとしました。