レビュー一覧

読了して思わず涙ぐんでしまいました。ここまでまとめあげてくれた作者さんに賞賛と感謝を贈りたいです。

無料サンプルを読んで結末が気になり、思い切って購入。じっくり読んだ結果、ごめんなさい、あまり共感はできませんでした。もちろん、本人が頑張ったからこそハッピーエンドになったとは思いますが、とにかく家族も友人も病院の方も先生も、最終的にはみんないい人です。たくさんの人が支えてくれたからこそ、神様とさよならできたのではないでしょうか。若い子の中には結局理解されず、最悪の結末になることもあります。でも、無償の優しさを注ぎ続けられるほど、周りも仏様にはなれません。このお話は、人の優しさによって救われた成功例というべきでしょう。悪い例ばかりでは、同じ病気の人が希望を持つことなどできないはず。同じ悩みを持つ方、そして病を支える家族の方には良い作品だと思います。

私もご飯が食べられなくなったことがあって、神様は出てこなかったけれどエンシュアを飲みました。でも、バニラ味が嫌いで飲めなくて苦しかったけど、なかなか医者にわがままだと言われるのが怖くて言えなかったなあということを思い出しました。でも、なんで飲めなかったかというと、小学生の頃家庭科の先生がバニラエッセンスをなめさせて、苦いという顔をした私を見て不気味に笑ったことがトラウマになっていたし、ご飯を食べられなくなったのも親が腐ったものを食べさせていたからだったことがトラウマだったからでした。酸っぱい豆腐が腐っていると知らなかったくらい頻繁に出ていたし、父親もそういうことを指摘しなかったので、やっぱり虐待されていたんだなと納得してからは少しづつ食べられるようになりました。でも腐っているのがわからない親がちゃんと治療を受けてほしいなあ。誰か助けて欲しいです。

ネット広告で読み、続きが気になりすぎて、会員登録＆購入しました。半分以上読んでいたので迷いましたが、購入してよかったです！後半の（起承）転結が泣けてしまいました。病院での周りの人たちの優しさ、将来への出会い、家族の理解…なにより作者さんが表現できないほどつらかったはずのできごとを客観的に、慈しみながら、描いているように感じました。今がつらい人にも過去につらかった人にも読んでもらいたい作品です。

重い内容なのに絵が可愛くてわかりやすくまとまっていてとても良かったです。読了感も良かった。ここまでわかりやすくまとめて絵を描くのってものすごい生みの苦労があったんだろうなと思いました。読む前は「精神病院に入る人はいうてもともと脳の異常があるんだろうな、まぁ自分には関係ないけど興味あるから読んでみるか」くらいに思っていました。でも、違いました。これって「普通の人がかかる病気なんだ」と知ることが出来たし読めてよかったです。私も幼少期にバレエを習っていた習慣で、体重が増えるとたまに吐いたことあります。不幸なタイミングがたくさん重なればこういう風に発症することもあるんだろうなと思えました。描いてくださってありがとうございましたと言いたいです。

精神を病んだ人間を救いたくてこの本を描いたのはご立派ですが、なんとも中途半端で恵まれた病歴を披露されただけと感じました。摂食障害の例としても、幻聴の症例としても中途半端です。

私が中学・高校生の時にSNSが今ほど普及してなくて良かったと思った。だけど無くても、嫌われてる・悪口を言われている・無視される…と不安になっていた。それに加えてSNSを見て不安になり気が休まらない方も多くいると思う。私は「痩せたい」からはじまり、過食嘔吐を繰り返すようになったことがあります。体重が減らないこと・増えることが恐怖でしかなかったのでこの本を読んでいて頷いていました。20代後半になった頃「細けりゃいいって年齢でもないしな…」と思い始めて徐々に吐く回数が減っていった事を覚えています。無理にかっこつけず、人目を気にする強さが減ったからですね。10代の頃って本当に狭い世界で生きていて、不安になればずっと不安だった。誰にでも起こる可能性があるお話だなと思いながら読みました。とても良かったです。大変な経験を読みやすい漫画として昇華してくださってとても有り難いです。

思春期に発症した強迫性障害が、何が引き金になるのかを考えさせられる内容でした。

自分でもおかしいと思っているのにやめられない、でもそれを病気だと認識できないのが怖いですね

ほのぼのとした絵で可愛らしい！四コマがとっても読みやすいです！精神の病気のことは、わからないけど儀式行為「神様」の存在は心の拠り所になっていたのかと感じました。