レビュー一覧

主人公の名前、海里（みさと）読みが最初から最後まで慣れることなく、何度も間違えて（かいり）と読んでしまいました。スパダリの苗字もそうなんだけど、作家さん難解漢字的なものに憧れてるのかしら。使ってる漢字は簡単なものだけど、読み方の癖が強いです。こういった読み物は読み易さ重視の名付けの方がお話に入り込み易いかな。姓名の読み方に独特な癖があり過ぎて、最後まで感情移入し難かったです。

幸薄健気Ωと思いやりある上流階級α、ときどきブラコンお邪魔虫が出てくるオメガバースの王道ストーリーでした。ストーリーよりバースのエロス重視の読み物です。受けのアパートとご飯の描写が上手く、頭に思い浮かべやすかったです。

甘々、からの、甘々です。胸焼けするくらいの甘々です。エロはもちろんありますが、エロも甘い。暗い、重い話の後に読む用にします。ドキドキハラハラはまったくないので、お疲れの時に読むのもオススメです。

天涯孤独でツンデレオメガが、一目惚れでスパダリアルファに猛アタックされる幸せな物語でした。何も持っていなかったのに、全部もらったって愛が溢れててていいですね。

性別関係なく、こんなふうに、それまでの習慣とは違う生活で一緒に動いてくれる人ってすごいなぁと終始あてられっぱなし。ご馳走様でしたって感じです。

温かい…ひたすら温かい…そして心が温まる。BLとして面白いかというと、惚れた腫れたの刺激的な話が好きな人には緩すぎる話。が、読後　心が洗われるというか…温かいわぁ。こんな運命的な出逢いがあるのなら、自分もΩに産まれたい。

ひたすら愛される受け。こういうストーリー好きです。定期的に王道なもの詠みたくなる時には良し。

甘かったです。ツンのはずの主人公が言い訳しながら流されすぎでした。レビューでどなたかもおっしゃってましたが、私もずーっと主人公の名は「カイリ」読みでした。

スパダリアルファと健気オメガ。ただただ溺愛する読後感のいいお話。癒されたい時に読み返したい1冊です。

皆さん書いているとおり、ひたすら優しくて甘やかしなアルファ攻と、素直になりきれないしっかり者オメガ受のお話。辛い展開もなく穏やかで優しいのですが、攻の弟がちょっと頑張るぐらいでほぼ受の部屋で過ごす二人きりの日々で収束するので、物足りなさがあるかな。あとアルファ感薄い。普通に良い人って感じ。受もしっかりしてるので甘やかされるというよりお互いが両立してる感じ。文体にやや古め？な言い回しがあるのは作家さんの味？