レビュー一覧

作者さんも後書きでおっしゃっていますが、転生（ヤクザ）、芸能界（俳優x俳優）そしてオメガバースと盛りだくさん！主人公の真澄がヤクザだった前世の記憶を持っていて、その夢ー現実（どうやら自分をずっと前から知っているらしい売れっ子俳優の花島）と段々と二人の繋がりが明らかになっていくという、ちょっと謎解きのようなストーリーでもあります。ただ設定がてんこ盛りのため、過去の達也と智紘のドラマも現在の役者同士としての真澄と花島の葛藤も、いまいち深いところまで描ききれてないような気がします。達也が「生まれ変わったら、お前の子を産んでやる」と死ぬ前に言い残したのを受けて（このセリフもヤクザが弟のように可愛がっていた相手に言うものとしては唐突だなあ）、アルファとオメガで実際に子どもを得るということなんでしょうが、オメガバース設定は無くても良かったんじゃ？とも感じました。「生まれ変わったら、お前と添い遂げてやる」で、現世では男同士だけれど愛し合うようになったってのじゃダメだったのかな？それとせっかくの俳優設定だったのに、実際に劇中劇シーンや役作りで苦労するような場面が少なかったので残念でした。

幸せな気持ちで読み終えました！ファンタジーなようなそうでないような、どちらでもいいかなと思わせる幸福感を味わえる一冊かと。

溺愛って言うのかなぁ？甘々でかわいいお話でした。

先生のファンです。電子版を首を長くして待ってました。今までにない設定でおもしろかったです。絵も話にあっていて良い。でも、やっぱり仁義なき嫁が一番かなー。先生の作品はどれも最高。買って損なしです。

麗しの溺愛攻め、中性的でも男気ある受け。サスペンスミステリー要素もあり、ガチガチではないオメガバ要素もあり、とっても面白かった。続きが欲しいです。

とってもらおもしろかったです。前世からの関係もきになって、楽しくよめました。買って損はないと思います。同じ作者の他の作品も読みたいと思った。最後ハッピーエンドでよかってです。

設定が盛り沢山だけど難し過ぎず面白かったです。攻めがどのような転生を繰り返したのか書かれていたらもっと良かったかと思いました。表紙の絵も綺麗で良かったです。

前世にオメガバースに俳優ってめちゃめちゃ設定盛りすぎじゃないか？！って思われるかもですが、上手いこと調和しますw

前世の記憶とオメガバース。もどかしくて苦しい時間を超えた２人の今後は、まだいろいろ大変なことがありそうだけど大丈夫な気がしたり、彼女も幸せになって欲しいなと思ったり。読み終わって、なんというか穏やかな気持ちになれました。そしてイラストが美しかったです。

ヤクザが転生したらオメガだった!なんてこったしかも2,5次元俳優って面白すぎ。