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この日々が「たまゆら」なのか、これまでの日々がそれなのか。私には、この日々が一瞬の、儚い暮らしに思えてしまうのでした。恋人として長続きはしないだろうなぁと。いつか、泉水が満たされた時が終わりな気がするのです。兄、泉水にすれば義父、の突然の死に対する深い悲しみと、それでも暮らしていかなきゃな生活により、性と混ざり合って恋を飛ばして愛になっていた、と物書きらしい述懐があったのですが、やはり歪な関係に変わりはないと思ってしまう。止まっていた時を意識した充、止まらない泉水。恋はやがて変質するもので、敢えてその関係に戻ったならば、止まらない若者はいつか進んで行ってしまう。そう思えて儚く幸せなひとときを切り取って見せられているように思えるのでした。切なくなるのです。
血の繋がりのない甥っ子と叔父さんが、家族から恋人に関係が変わるお話でした。育てたと言っても過言ではない甥っ子とそういう関係になれるものなのか。そこに好きな男の子供だとかの要素ない今回の関係性ではなかなか難しいなぁ、と思っていたのですが、いろいろ緩い叔父さんが考えるよりも本能に従った感じ。
おじと甥っ子のお話。作者様の台詞がとてもいいので引き込まれます。クスッと笑えて、ジーンとくるお話。よかったー。
なんか良いですね。血のつながりのない甥っ子(攻め)と叔父(受け)のお話です。郡司くんがいい人だったので郡司くんにも幸あれ。
すごい好きです。空気感というか、設定もストーリーも。2人はもちろん最高だけど、郡司くんがすごくよかった。いい味出してました。ほっこりする作品です。
この先生のお話は、読んだ後いつも心がほんわかします。安心して読めます。大好きです。
40歳に全く見えないおじさんと若い甥っ子の話。うーん、ちょっと5歳からずっと面倒みてた子とくっつくことが想像できないな。。と思いながら読みました。
穏やかでセンシティブで、ふつふつと充足する作品です。久々に先生の作品を読んだのだけど、作品ごとにテイストが変わってて素敵だな。作家の木地先生が登場したのも嬉しい☆2人が何でもない毎日を楽しく過ごして欲しいと思える、また何気なく読み返したいと思える、文学的な匂いのする嬉しい出会いでした。
「おはようと〜」から読んでいる作家です。私は、おはようシリーズよりこちらの方が断然好みでした。軽いタッチで描かれていて、線も細いです。ただ、ページが白さで際立っています。少し際立ち過ぎかも?最近のごちゃごちゃした漫画が多い中、私は新鮮で見やすかったです。受けの叔父が好きを自覚するまでが女子のようで可愛い。でも、ちゃんと叔父らしい一面もあり、攻めにとっての父親、兄、恋人と色々な役を担っている気がします。波真田さんの作品はいつもほっこり、時々ジリジリ、でもやっぱりほっこり。温かい作品って、こういうものを言うんだろうなーと思わせてくれます。
義理の甥と、叔父の関係。すでに甥の両親は亡くなっている上、甥と叔父に血縁はなし。しかも、同居とか。でも、一途な気持ちって通じるものなのですね。
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この日々が「たまゆら」なのか、これまでの日々がそれなのか。私には、この日々が一瞬の、儚い暮らしに思えてしまうのでした。恋人として長続きはしないだろうなぁと。いつか、泉水が満たされた時が終わりな気がするのです。兄、泉水にすれば義父、の突然の死に対する深い悲しみと、それでも暮らしていかなきゃな生活により、性と混ざり合って恋を飛ばして愛になっていた、と物書きらしい述懐があったのですが、やはり歪な関係に変わりはないと思ってしまう。止まっていた時を意識した充、止まらない泉水。恋はやがて変質するもので、敢えてその関係に戻ったならば、止まらない若者はいつか進んで行ってしまう。そう思えて儚く幸せなひとときを切り取って見せられているように思えるのでした。切なくなるのです。