レビュー一覧

ヒロインは惚れた女性の弱さがでて、どんな条件でもどんなにひどく言われても、口には出しませんがヒーローを愛しています。読んでてそれでいいのか？とつっこみたくなりますが、惚れたらこうなるよねえとどこか納得。一方ヒーローは最悪、誘惑して追い払ったのに数週間後に突然契約結婚するとヒロインに迫る。ヒロインが気持ちを告白しても信じない、どこまでもヒロインは金のためにしていると思い込み自分は愛していたと過去形でのたまい、ヒロインから去っていく。最後までヒロインを信じなかったのに、弟に指摘されてヒロインが本当に自分を愛していたことに気づく。弟に言われなかったらヒーローは一生気づかなかったのでは？と思ってしまいました。

あまりにも頑なにヒロインを信じないヒーロー。でもあれだけ頑なだったのに、弟に言われただけで、すぐに信じる。いつ、どこからヒロインを好きになったんだろう？ヒロインもあれだけヒーローに酷いことを言われながら、ヒーローを愛し続ける。もう少し、ヒーローを苦しめてほしかったです。