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一話の構成が鮮やかで大好きです。どんどん話に引き込まれます。拷問描写が幾つかあるので少しでも苦手な方にはおすすめしづらいですが、それまで見ていた「世界」を変えられた人間、「何か」に人生を突き動かされた人間を真摯に描いている作品だと思います。キャラクターたちの「生きていて良かった」という瞬間の感情が、丁寧に織り込まれて詰まっているというか……。これからどういう展開になるのか、ある程度解るはずなのに分からなくてドキドキします。二巻も楽しみです!
最終巻のどんでん返し的な構成にやられました。私は星を見るのが趣味なので,この物語を最初に読んだときは,地動説が名もない人からコペルニクスやガリレオといった有名人を経て世に出てくるまでを描いた天文学ロマンストーリーだと思って読んでいました。が甘かったです。地動説は舞台設定というだけで,本質はそこではなかったです。途中から哲学的要素が強くなり,思ってたのと違うなとは思うものの,「何のために生きるのか」という各登場人物が持つ信念の強さに突き動かされて読んでいました。そして「歴史の登場人物ではない」と切り捨てた作者の思惑に衝撃!!もしかするとあったかもしれない出来事だけど,後の時代の人から見たら15世紀前半のその他大勢。お前たちの軌跡の続きにつながるものはないんだよ,本流はこっちだよ〜ええーーーというこれまで読んできた腰を折るような展開が強烈でした。おまけに再登場のラファウくんはどっちかというと悪印象だし。個人的には同名の別人だと考えてます。とはいえ,地味につながっている要素はあるので,偉大な発見の歴史って,一本線ではなくて断続的であったり,支流からの流れ込みであったり凸凹の折り重なりなんだろうなと思える巧妙な描き方だと思いました。告解室の神父さんはあのときの新人さんかなぁとも。全体としては,はやり「考える知性」って大切だと思いました。そして何より「感動」を見つけて「感動」を伝えるというメッセージが最高に良かったです。歴史に名が残ろうと残るまいと,感動して生きることで自分の生には価値があるって思わせてくれます。綺麗な夜空の星々に感動する心を忘れたくないなと思いました。
何を書いても、この作品の中に出てくるような力強い言葉にはならなくて、もどかしい。巻が進むごとに、登場人物や時間が移り変わっていき、様々な考え方に触れるのですが、そのどれもに共感を覚え、考えさせられました。人が違えば生き方も考え方も違うのは当然ですが、それぞれ違っているのに納得をしてしまうのは、作者様の力量というほかありません。まったく違う人たちを一つに結び付け、時間を貫いているものこそが、地である地動説、そして知である探求心です。それらをめぐって、各々が自分はどう生きたいのかを悩み考えていくお話です。久しぶりに続きが気になって全巻通して読んでしまいました。この話は本という形でもそばに置いておきたいと感じました。また時間が経ってから読むのも楽しそうです。
少し残酷な話ではありますが、リスクを負ってでもそれぞれの信念を貫き通す姿がとてもかっこいいです。
地動説が永い事否定され陽の目を見なかったのは、天動説の世界観がキリスト教の信仰と深く結びつき、中世の人々の心の拠り所として説かれていったからかもしれない。古代の四大文明では平面世界観が人々の間で常識で有った様に。大地が球形と認識されてきたのは、古くは紀元前6世紀ピタゴラスからで、そこから2世紀を経てアリストテレスが月食の丸く映る影により証明した。旧約聖書はキリストの出現により、紀元の歴が新約聖書と共に更新され、紀元1世紀辺りになるとプトレマイオスの天動説が占星術とキリスト教の宗教観と結びついてたのだろうと窺われる。そこでは神のご加護と天国の幸福を約束されている。しかし天文学の真理は時には神学のそれを凌駕し、神を冒とくするものとされ異端と見なされた。地動説はケプラー、ガリレオに辿り着くまでに無数の人々の思いが重なり、また犠牲の痛みを伴い真実として確立していった。地動説への好奇心は弾圧され消滅されたかの様に成りを潜めながらも小さな灯火の如く伝達され人々の希望を反映している。
スタッフのオススメだったので試しに読んでみて購入、一気に読みました。面白かった!地動説やら宗教とのあれこれなんて、社会の教科書くらいしか知識がなったのですが。ドラマがあって歴史を感じられて、しかも宗教と科学の戦い、人間が真理を求め続けるロマンに感動できます。絵がイマイチと思ってましたが、読んでいくと「この絵でなければ!」っとなりました。おすすめです。
全巻読み終わってのレビューです。最初に、この漫画の面白さは題材・構成のユニークさとキャラクターの熱さだと思います。まず、主人公が特定できない漫画は初めて読みました。あとSF小説を読んでいる時のような情報量で結構エネルギーを消費します。他社レビューを見る限り、終わり方には賛否両論ありますね。確かにこれはそうなるだろうなって終わり方です。でも逆にどう終わったら良かったんだ?って思うと分かりません。というか終わり方がめちゃ重要なストーリーなのか?というとそうでもないような気もします。登場人物には譲れない信念があって、迷いながら選択し、その人なりの真実があり懸命に生きて死んでいきます。その血生臭く濃い人生を知れたので、私は読んで良かったと思います。
重厚な話に引き込まれて一気に読んでしまいました。遅々とした、時に回り道しながら、それでも気の遠くなるような時間をかけて人類は成長してきたことを感じます。
こんな素晴らしい作品に出会えて『感動』です。作中人物の台詞の一つ一つに胸が震えました。しかし…中世ヨーロッパとはこんなにも恐ろしかったのですね。今ある当たり前のことは、先人達の想像を絶する苦しさや悔しさや痛みの積み重ねで実現されてきたのだと思うと、課題は山積みですが、現代は本当にありがたいとしみじみ感じました。
なにこれ、本当にすごい。天動説の話だけど天動説だけの話じゃない。この地球に生きる意味を考えさせられる。何のために生きているのか、星の数ほどある答えの中の、ひとつをこの作品で知ることになる。
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一話の構成が鮮やかで大好きです。どんどん話に引き込まれます。拷問描写が幾つかあるので少しでも苦手な方にはおすすめしづらいですが、それまで見ていた「世界」を変えられた人間、「何か」に人生を突き動かされた人間を真摯に描いている作品だと思います。キャラクターたちの「生きていて良かった」という瞬間の感情が、丁寧に織り込まれて詰まっているというか……。これからどういう展開になるのか、ある程度解るはずなのに分からなくてドキドキします。二巻も楽しみです!