レビュー一覧

前作「誓って、誤算」のなかの『それに気づくまであと一晩』に出ていたゲスな先輩の話。後書きだったかな、そこに作者様が西先輩の背景を少し書かれていまして、気になっておりました。いやぁ、期待どおり。ミカさんが思った以上に素敵でした。

気まぐれツンデレ主人公を、外国人の彼氏がゆっくり落としたお話。精神的な前戯というか、エッチがなかなか出来ないと期待値が余計に上がる、という煽りでした。

話がちょっとわかりにくい。作者様の中にある展開は滑らかなのでしょうけど、その流れがいまいち伝わらないので時々迷子になりました。意味のよくわからないキスシーンがあったりするのも一因か…。モサオの存在意義もわからずじまい。キャラに一貫性がないと余計な謎を生みとっ散らかった話になるんだよなぁ…。四人の絡み方はいまいちで、波乱を起こすためだけにいる感が否めないです。

いいな！フィンランド人いいな！！どんな感じが知らんけど！！なんか全体的にデカいと認識していいのかな！！700円がお高い……とは思ったけども、ミカの雰囲気が好きすぎるので買って損なしかな〜。なんか本当に外人のオープンゲイのゴリゴリ推し推しが凄いけど。受が何をそんなに、日本での自分の周りが涙するほど嫌だったのかもちょっと分からなかったけど（イージーなんやろ？）雰囲気で持ってく作家さんですね。嫌いじゃないわ。しかして受の子はミカのが全部入ったのかしら？もう少しイチャイチャしてるとこを見たかったな〜

アキが人生イージーモードになった、そのあたりをもう少し描きこんでもよかったのかな？と思います。同居の脇役くんたちも出し方が半端で、個性あるのにもったいないですし、メインふたりのくっつくターニングポイントが弱すぎる感じがします。でも絵が美しいから読みやすかったですね。

アキこそ『誓って、誤算』に収録されてる｢それに気づくまで…｣の脇役、あの“バリタチくそ野郎”な先輩でした(ややこし)。皆？待望のスピンオフなのに、終盤に来て｢もしや?｣が過り、あるコマにピンとくるまで気付かず…。前はもっと細面で、なんせ異名で覚えてたし。という訳で、前作未読でも無問題ですが、同録の短編は『…誤算』の後日譚で、アパートオーナーでくるっと繋がる仕様です。肝心の中身は、前作の所業に対するご褒美(役を全う)として、少女漫画な恋かメス堕ちが望まれたけど、足して割った物足りなさかな。単体評だと、坦々時々面白し。九条とモサオがもっと活躍しても良かったかも。それか、がっつり北欧展開。

お互いによくわからない。私は微妙でした。

初読みの作家さんでしたが、絵が綺麗⭐ガタイがいいイケメン達が、最高でした！

おしゃれな雰囲気でしっかりエロもあるんですが、受けの心情などがぼんやりして解り難い描写があったかな。電子描き下ろしのコタツエピソードが攻めの愛を感じさせるほっこりアマイチャで良かったです。

絵は好みでしたが、なんだろう。読後はなんとなく物足りない感じです。途中もドタバタしてるところ、文字多めでごちゃごちゃしすぎてるのか、感情移入できませんでした。