レビュー一覧

初めて読む作者さんですが表紙絵とタイトルに惹かれて購入しました。上質な映画やドラマを観賞した様でとても良かった~！細やかな描写が上手くてあっという間に読んでしまいました。もうちょっと続きが読みたいなぁ。あとエッチシーンはあまりくどくない描写なのに二人の気持ちが伝わってきてとてもドキドキしました。私的にはかなりオススメです(*^^*)

なんででしょう、レビュー少ないの。もっと色んな方に読んでほしいくらい、とても良い作品でした。かわい有美子先生の作品は初めてだったのですが、タイトルとあらすじに惹かれて購入いたしました。一人称が交代で文が紡がれています。上海での出会い、一緒に散策するところ、異国での旅情とともに二人の心情がとても良く自然に書かれています。しかし表紙絵が少しもったいない気がしました。絵はぜんぜん悪くないのですが、雰囲気も二人の見た目もイメージとちょっと違いました。表紙で少し損してるかも…。ともかく、異国情緒が好きな方、旅の気分を味わいたい方に全力でおすすめします。贅沢いうと、二人のイチャイチャをさらに読めたら嬉しいな～！

☆１０はいけます。上海金魚、透過性恋愛装置、月一滴とシリーズ読破しました。なかでも、この上海金魚の滝乃と水端のCPが１番好きです。しっとりと落ち着いた色香が漂う。機転がきいてポジティブで優しい滝乃と感受性が強く警戒心の高さから自己抑制の強い水端。表紙絵の二人ではなく、本作を読んで、自分の心のなかに画いて読んで欲しい。透過性恋愛装置にも月一滴にも登場しますが、パズルのピースのようにピッタリと心にハマった二人。もっと、見たかったです。

最初に透過性を借りてすごくハマったので、同じ作家さんの作品が読みたいと、こちらを借りて見ました。結果、大正解！透過性とはまた違った世界観。上海という異国情緒が二人の恋愛のいい起爆剤になってると思います。日本では起こらなかったかもしれない二人の出会い、そして切なさ、それが特別な一夜へ二人を駆り立てます。日本での再会の様子もすごくいい。とことんロマンティックで、こちらの作品を読んでからもう一度透過性を読み直すとふふん、と思える箇所がいくつか出てきます。透過性にはまった方も、こちらの作品から入る方も、どちらにもお勧めできます。折に触れてなんども読み返す作品です。

内容紹介では特に興味は引かれませんでした。「透過性恋愛装置」を読みたくてその前にシリーズ１作目を読んでおこうと思ったのがきっかけです。それが予想外に面白かったです。ひとつの恋の終わりと共に出会う新たな恋の物語。派手さはないけど非常に良い読後感でした。滝乃がとってもいい男なので恋する佑季に共感しまくりでした。

独特の空気感というか、雰囲気というか…私は好きでした。異国で出会って、恋に落ちて、一度別離があり、再会。そんなお話が好みなのもありますが。受け攻め両視点でお話が進むのも、お互いの気持ちが鮮明に見えて、良かったです。イラストは表紙だけですが、佑希の感じとちょっと合わないかな…

ノンケ商社マン×ゲイ公務員。普通に面白かったです。出会いが異国ってのが、情緒溢れてていいですね。でも失恋したすぐ後に、こんないい男に出会えるなんて、主人公はラッキーだなぁ。

この著者の作品は、好みに合うものが多いのですが、どのキャラクターにもあまり共感できませんでした。自分の中でのイメージとイラスト（表紙）が違ったせいもあるのかもしれません。

シリーズ三作中では一番ピンとこなかったです。シリーズの中で最後に読んでしまったからかもしれませんが。

上海の喧騒や風景が浮かぶようで、お互いの気持ちがどう動いていったか、引き込まれました。