レビュー一覧

まず目を引くブルーのこの美しい表紙…！元々美麗な絵を描かれる小山田あみさんですが、昨今のイラストはため息が出るほどです。タイトルからしてワイルド臭ぷんぷんながら、思いっきり男っぽい攻めとこれまた男前の受け。BLというよりもM/Mだわ。警察と犯罪組織を舞台になんとも骨太でハードボイルドなストーリー…その中に、時折混じるほんのちょっぴりの甘さがまた堪りません。思いっきり濃いエスプレッソに数滴たらされたクリームのような、少量だからこそその甘さが引き立っています。二人の間にはまだ駆け引きめいたものがあり“愛してる“はおろか“好きだ“すらない段階で、性的なシーンも情報の取引の一環であり互いに上に立とうとする勝負であり… それでもしっかりエロいのは流石です。1巻完結だと思って読み始めたので続きがあるのは意外でしたが、ストーリーとしては「第一章　完」みたいな感じです。うまく逃げられてしまった桐山（かなり変態ですね〜）を相手に二人がどう戦っていくのか、そしてお互いの中に身体だけではない強い繋がりが出来ていくのかこの先が楽しみです。続編への強い期待を込めて★5で。

男クサさ全開のハードボイルド、読みごたえありました。謎に満ちた男・ゼロが、刑事・鹿倉を攻めに攻めて手中に落とします。どちらも男前全開なので、エロシーンは肉弾戦です（笑）マウントの取り合いでもあります。２人の関係は情報を共有しある協力関係と言いつつ、半分以上はゼロの鹿倉への執着愛のつながりなのではと疑いたくなります・・・（笑）ゼロがなぜ鹿倉にここまで執着するのか。それはまだ謎です。この１冊で決着はつかず、ゼロの本名･謎も解明されません。気持ちの悪いラスボスもしっかり生きのこっています。次の巻を楽しみに待ちます。

今回は受けが男前！攻めももちろんそれ以上の陰のあるワイルドさです。あみ先生のイラストも最高。なよなよした受けが嫌いなので嬉しい反面、もう少し甘さも欲しいような。加減が難しいですね。ストーリーはまだ完結していないので続きます。

受けが男前で、クールなのに情に厚くて、カッコいい！攻めに魅力を感じてることに心の中で抗ったりとか、マウントとろうとしたりとか。危険を厭わない危うさがあるから、攻めも必死で守ろうとして。後輩くんが良い癒し。大ボス2人が無事なので、続編を楽しみに待ちます。イラストも良い！

絵師さん買いです。男前同士のお話、かっこよかったです。早く続編が読みたいです。

「もう遅い」どちらがどちらに言ったのかうる覚えですが、どっちがどっちでも良いのです。タイトルにあるように、それまで違う道を歩んできた、獣のような男たちの人生が交わるお話でした。かっこよかった。もう一つの交わる意味でも獣のようでした。最初の行為に嫌悪を抱きましたが、後にそれも解消されます。良かった。警察、裏組織、検察の間で繰り広げられる力のせめぎ合いも面白かった。

ありきたりだけど、凄く良かったです。男くさくてかっこいい。痺れます。最後のストーリーの甘々エッチシーンをもっと堪能したかった！

作者買い男前受けいいですね！イラストも相まってすごいかっこよく、面白かったです

硬派な漢×男のストーリーです。最近、甘々な話ばかり読んでいたので久々に男臭さ全開で楽しめました。続きが楽しみです。

男前受と俺様攻、かな。女っぽい受やビッチ受が好きではないので、全編硬派な感じで良かったです。書き下ろし？の「ゼロの匂い」はゾクゾクしました。来年、SSや続編あるそうなので、今作で解決されなかったことや謎などはそちらで書かれるかもしれません。