レビュー一覧

盛り上がりもなく、あっという間に、ハッピーエンド的な淡々とすすむお話しでした。３年間も家族と連絡とらず、祖父が亡くなったのに、その後悔も全く伝わってきません。主人公がドライに感じられます。残念なお話です。

黒髪のヒーローがクールなようでやきもちを焼くところがかわいい。従姉の話をうのみにして恋人を信じないヒロインには魅力を感じませんでした。ストーリーも淡々として一度読めばいいかな、というのが正直な感想。ヒーローが素敵なだけに惜しい。

貴重な古い本に絵を描いてしまう独創的な少女だったようですが、３年も放置しとくのはどうでしょう？近場ならまだしも海外って・・しかも１９歳、お金があっても心配して当然だと思いますが？個人的に色々ツッコミ所がありましたが物足りないかな。

物足りなさは感じましたがさらりと読むのには良かったかも。寝付きの悪い夜に読んだので激しくなくて良かったです。ヒロイン、ヒーローに憎まれてて当然だと思うのですが、後半になって今更気付いたみたいな描写はちょっと呆れました。ヒーローももちろん可愛さ余って…ってやつなんですけどね。最後が急ぎ足で、突然の結婚式も驚いたし、おばあさまと住む予定だったお家も完成した姿を見てみたかったです。ヒーローは終始一貫素敵でした。

3年前に婚約をしていたヒロインとヒーロ―。ヒロインから一方的な解消をしてしまったのは従姉のアシュリーの策略だったんですね。ヒーローもおばあ様も気づいているのにヒロインはまんまと毒を吹き込まれ離れてしまいましたが、ようやく気付いた！ヒーローの会社で働くようになると従兄弟に付き纏われますが、バッサリ撃退。するとヒロインの落とした婚約指輪を見つけ嫌がらせにゴミ箱へ。警備員がヒーローに届けますが、その前にヒーロー秘書がわざとヒーローをたきつけるようなウソを言います（秘書グッジョブ！）嫉妬からヒロインを誰にも渡したくないと告白しゴールイン。アシュリーになにがしかのしっぺ返しが欲しかったです。

ヒロインが意地悪な従姉の策略にはまりすぎ？大人なのに？と思わせる内容で減点です。お話自体は読みやすく嫌いじゃないんですが。

ヒロインもヒーローも、相当な意地っ張りですね。ある意味、凄く似てる（笑）ヒロインは、純粋なのは良いんだけど、だから。周りの言葉に流されやすいんですよね。それでも、ずっとヒロインを待ってたヒーローは偉い。

ハーレクインだと思うとドラマやロマンス要素が足りない感じはありますが、「花とゆめ」に描いていた頃の吉田弥生先生のファンとしては、久しぶりに出会えて良かったと、納得の作品でした。

ヒーローを信じられないヒロインを信じて待つヒーローが素敵でした

過去にすれ違って拗れた二人だけど今度はハッピーエンドでよかったです