レビュー一覧

カエちゃんが、精一杯の背伸びで先生の事を愛するところが、とっても可愛い作品です。それをちょっと無視するようでいて、柔らかく受け止める先生の大人な対応が、好きです。でも本当は、きっと焦ったりしてるんじゃないかと思うんですよね。先生の葛藤する心理を想像しながら読むと、すごく面白いです。

懐かしさで買ってしまいました。小学生のころゴシちゃんがなんて大人に見えたことか。さて、タエとゴシちゃんの恋愛のお話。目いっぱい背伸びをしてゴシちゃんに近づこうとしてるタエと、ひょうひょうとしている五島。読者は五島のクールさに悶えそうになるのですが…最終巻に近づくほどタエがゴシちゃんを「くって」いく樣がとても面白い。シャープな背景に音楽が流れているような感じを受けるのは、作家さんの構成と作画のウマさ故さと思います。

扉絵につられたけど、中の絵は大した事なかった。ヒロインのカエ、口悪いわ下品だわ、本当に高校生？って位、致命的に色気が無い。なのに美人設定なの？おかしすぎる。

評価高いから期待したけど、ヒロインがイマイチ好きになれない。幼さを隠すために頑張って背伸びしているんだろうけど、ピアノを習いに来てるなら、もっと楽器を大切にして欲しいし、品がなさすぎ。先生も毎回タバコ吸ってるし、時代の違いだとは思うけど、生徒に教える時くらいタバコやめられないのか！とツッコミたくなる。

懐かしくて一気読み。使われている楽曲を聞きながら読みたくなります。

読み応えのある上質なラブストーリーです。カエちゃん、なんだか　とんでもない上質のＪＫです。ゴシさんが　惚れるの、わかります。みんなに好かれるの、わかります。ピアノ教室が舞台になっているだけあって、いつも ＢＧＭは　素敵な音楽が流れて良そうです。　ゴシさんは、物静かで　ほぼパーフェクトな男性かもしれませんが、気難しいですよね、だけど、カエちゃん、上手く　ゴシさんのこと、たまに　操っていると思います。それにしても、タバコ、どこにいても　タバコ、ちょっと　タバコが美化されてるのが　ちょっと昔を物語っていますね。たまに　脇役の物語が入ってて、それが　ちょっと　良い箸休めになってます。それから、関西弁の当て馬くん、良い味出してます。カエちゃんのおじさんも　激しい当て馬だったけど、朗くんも若いのと関西弁で　バンバン飛ばして来て、ゴシさんを　タジタジにしてしまえーって思いました。できませんでしたけど。そうそう　カエちゃん溺愛してるおじさん、かなり　ゴシさんを嫌ってて、色々と仕掛けてきたけれど、結局のところ、二人の恋に火を付けて、終わり、みたいな。でも、好きだな、このおじさん。幸せになってほしいものです。最後の最後のおまけ漫画で、二人が　ハッピーなのがわかったのと、ゴシさんの見たい一面が見れて、あぁ、彼もふつーの人間だったんだってわかって、ホッとしましたよ。正直、あそこまで　盛り上がらない男は、付き合うのってしんどいだろうな、と思いました。カエちゃんに拾われてよかったなって感じですね。　これ、4巻ですが、ボリュームあるので、一気読みは覚悟が要ります。私は　かなりカエちゃんに感情移入してしまったので、堪え切れず涙が崩壊する時が数回あったんですが、感情がアップダウンするので、精神的に疲れます。が、最初にも書いたように、上質なラブストーリーなんで、読んで損はないです。

ピアノ好きなので楽しく読めましたが、続けて読んでいると飽きてくる感じもありました。漫画とはいえ鍵盤に落書きしたりするのはどうなのかと少しモヤモヤも。タバコの吸い方も時代を感じますね…

作者買い。マツモト先生の透明感のある絵が好きで書籍で持ってます。高校生、16歳のカエちゃんがどんどんキレイになっていくけど中身はかわいいままというのもいいし、先生もなんだかんだでやっぱりカエちゃんが好きなんだなってわかるので。そんなに激しい？ラブストーリーではないけど、好きなんですよね。

大人の男性とまだ幼い少女の恋愛。子どもではなく、大人の女性として見られたい主人公の葛藤か引き込まれました。

年の差カップル。かっこいいピアニスト、ゴンちゃん先生とサバサバ女子高生かえちゃん。先生が実はスゴイ人で、お店で演奏するシーンとかエロチックと思いましたが、化粧して大人っぽく女性らしいカエちゃんに群がる男を牽制するシーンが個人的には好きかも。カエちゃんがふだんガキ大将あがりっぽいから化けた時のドキドキ感が光源氏とか言われる原因なんだろうか？