『ぼくの好きな先生』

ゲイであることは余り本質じゃありません。なのでそっち方向がお好みの方には期待はずれかもしれませんが先生の教育論だけでも読む価値ありです。

苦手なBL要素があるのでどうかと思いましたが、レビューを読んだら大丈夫そうだったので、読んでみました。そういう嗜好の持ち主という程度の表現だけなので、私のようにBL苦手な人も読めると思います。さちみりほさんと言うと、ハーレクインのヒストリカルかホラー物というイメージでしたが、こういう現代を舞台にしたストーリーも描ける方だったのだと面白く読みました。新川先生のような先生は現実にはいないのだろうなと思えてしまいますが、子育ての参考にもなるのでは？　怒る時に「○○さんが怒るから」と怒るのは駄目というのは私も同感でした。少々ページ数が少なくて物足りなかったので、★４つです。

涙でちゃった…

ハーレクインでさちみりほさんを知り、他の作品も色々読みたくなったので作者検索で見つけて、あらすじもそこそこにすぐレンタルして読みました。内容はどちらかというと子供目線が多い気がします。ページ数が少なく、もっと読みたい！と思いました。冒頭でも作者さんが続きを描きたいと書かれていたと思うのですが、ぜひシリーズにしてもらって別の話も読んでみたいです。私は未婚で子供もおりませんので「子育てに役立つ」ということはないのですが、子供の頃、もしこんな先生がいたら学校に行くのも、勉強するのも楽しくなったろうなと思います。

夢屋敷へで著者の本を知り読んでみましたが、相変わらずじんわりと暖かかったです。同性愛傾向はほんのり？

こういう子供の接し方をみると、自分の時を、反省してしまいます。もっと、余裕を持って、子供とつきあえばよかったと、思います。

作者買いです。BLはほんのりですが、ゲイゆえに子供を作ることができないからこそ、子供を産んで育ててくれている“お母さん”たちに感謝している、と先生が語るシーンは泣けます。

騒動より、こんな先生一校に一人は欲しい！(笑。性格はアレだけど。)いっそ水戸黄門かユニコみたいに全国さすらってくれないかな〜、流石にダメか(笑)色んなパターンの続きを見てみたい気もします、島耕作じゃないけど(笑)

続きがないのが残念。子育てのコツもっと知りたいな。

泣いたー。何気なく読んだけどめちゃくちゃ良い話やったー。