レビュー一覧

5巻まで読んでいて、続きを探してました。分冊単話買いで、6巻掲載の47話、48話が読めて良かったです。第一次産業の農業と農業研究は、銀の匙とか、もやしもんとかがありますが、これは青果流通の仲卸を農大出の主人公が、生産の現場と流通経済の間で、試行錯誤しながら、3方1両得になるよう頑張るお話（損になると全方向立ち行かなくなるから・・・）。薄利だとか、廃棄青果だとか、離農だとか厳しい話もありますが、とりあえず、最新話で、エリーと元カノゆいちゃんの合流がみれて良かったです。

主人公の野菜に対する愛情がみんなを動かしていくさまが良かった。

青果市場の実情が知れてよかったのですが、なんといっても独特な間や雰囲気があいませんでした…。有名料理漫画のように、細々したピンチでもうまく切り抜けてハラハラするであろう場面が、コマ割りの問題なのか、演出の問題なのか、ものすごいアイディアを思いついた！という割に盛り上がらず。。あまり面白いと感じられませんでした。評価は高いので、あう人にはあう漫画なのだと思います。

主人公が魅力的だとおもました。おもしろいです。

私も青果で働いているので、ものすごく親しみが沸きます。青果(に限らないけど)ってホント天候に振り回され、時間も体力もきつい仕事ですが、みんな頑張って楽しそうに仕事しているのが読んでいて楽しいです。ただ今回、「デッサンどうした!?」という場面がそこそこあつて、そこは残念でした。

野菜に盛り上がってるシーンを見ると食べてみたくなります

八百森のエリー、分冊版48話、待ってました！出版社などのしがらみ・忖度のない分、リナ先生が描きたかったことが描かれてあるように思います。農業経営と、エリー＆結衣ちゃんの話がうまく絡まってラストシーンは感動しました！これからもたのしみにしています！

何事も覚悟ですね、やっぱり。そしてラストの画！