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とても面白い題材でした。続きが気になります。

とてもよい作品です。この母親のような人が実際にいることを一人でも多くの人に知ってもらいたいです。自分の妄想の中に生き、息を吐くように嘘をつく。恐ろしいのは余りに自然に嘘を真実のように話すので、真実が明らかになった後でも、話中の新聞記者の女性のような信者が生まれることです。また、この先生のような被害者が、名誉毀損などで訴えない限り罰せられることもない。マスコミも初期の誤った報道を否定する記事は大々的に発表することはなく、関係者も保身に走るので、冤罪被害者はいつまでも誹謗中傷されることになる。

読み始めは何だこの先生!?と思いましたが、読み進めるうちにどんどん不穏な展開になり。どうやら実話が基になっているそうで…本当に怖い話です。この生徒本人もどちらかというと被害者で、諸悪の根源はご両親(特に母親)ですかね。彼女がサイコパスなのはさておき…きちんと証拠を集めない杜撰な捜査、保身のために誰も証言をしない関係者、上層部の事無かれ主義、尾ひれを付けて広まる事実、そういった世の中が本当に恐ろしい。長い長い時間をかけて無実を勝ち取っても費やした時間は戻らないし、1度貼られたレッテルを剥がすのは難しい。この先生とご家族がどうか幸せな生活を取り戻していますように。

この事件のことは知らなかったのですが、こんなことがあったなんて、驚きとともに恐怖で体が震えてしまいました。どうして、人生狂わせられた先生が、嘘つきモンスター保護者を、訴えなかったのか不思議です。

原作を読んだ上で購入。まさに渾身の一撃。よくここまで表現できたなと感動しました。同じページで同じような笑顔のカットなのに、ひたすら支える奥さんの笑顔になんとも言えない気持ちになりました。各々の弁護士の描写も抜群でした！

本当にあった事件なのか。知らなかった。これは怖い。絵も怖い。子供には逃げ場を残しておいてあげなければならない。追い詰めすぎると嘘をついて自分を守るようになる。沢渡家、特に母親が病的で恐ろしいのは勿論なんだけど、そんな親に育てられた秀二が更なるモンスターになっているのが恐ろしい。修正される事無く成長を続けている。いつかまた誰かが理不尽に追い詰められるのではないか。そして自分の子供はどうやって育てるのか。負の連鎖を感じる。

実話っていうのが恐ろしい。マスコミって事実かどうかなんて関係無いのでしょうね。とにかく売れればいいって考えなんでしょう。どちらか一方の言い分だけを聞いて判断するのは本当に危険ですからね。自分自身も気を付けないといけない。ただ、この話のように当たり屋みたいな人間に巻き込まれた場合、どれだけ気を付けていても無駄なのかな。常にボイスレコーダーや動画に残しておくしかないのか。

第一巻→なんじゃこの教師は。最低。人間としても最低。第二巻→！？？？？　えっ、先生ごめんなさい。先生は悪くないよ。かわいそう。。。

先生の方こそ名誉毀損で訴えたいですよね。とんだ災難だ！恐ろしい。実話なのが驚きすぎでした。

怖いです！どちらが正しいのか母親がかなり怖いです。続きが楽しみです。