レビュー一覧

短編集なんですけど短編なのがもったいない作品ばかりです。それぞれちゃんと単行本で一冊ずつゆっくり読みたいなと思いました。

素敵な表紙に誘われてレンタルしてみたら以前にも他の作品をレンタルしていた作家さんでした。まず中年男性の描き方が素晴らしい。中年と中年の恋がいっぱい描かれていました。体の描き方もゴツくてカッコイイ！エロが多めなのですがそこまでのプロセスを丁寧に描いていらっしゃるのでエロが着地点になっておらず読みやすいです。ただ、表題作の攻は36歳なのですが若者っぽい喋り方なのが気になったのと引き篭り系中年の体がバッキバキなのがちょっと違和感がありました。それでも文句なしの★5つです。

作家さん買いです。やん先生が描く身体は筋肉美が秀逸でしかもバッキバキなマッチョな身体からマイルドな身体まで多様に揃ってます。登場人物に眼鏡をかけている人が2人いるので、眼鏡好きな方にもオススメです。（以下、長いのでここまで見てもらえれば十分ですが、お時間があったら…）表題作は3話と短いですが、見ためやんちゃな庭師の寅井さんは素直で、好感が持てる青年です。一方で、紀里谷先生は本人が自覚していますが、偏屈でネガティブ思考な中年の小説家です。そんな先生の恋のお話です。ふたりが表紙を飾っていて、人物もさることながら庭にある植物もお話にひと役かっています。また、過去のアンソロジー本に掲載されていた読み切りが全て収録されていて、「ストロベリー・ショートケイク」と「ウェルカムバック、ダーリン！」はサラリーマン同士のカップルの話です。やん先生の過去作品のセックススーツラブバトルに出てきているある人が登場します。（もちろん、その作品を読んでなくても楽しめる内容です。）「8人目の花嫁」と「ブライトンで逢いましょう」は外国を舞台にしたお話でどれも読み応えがあり、お得な1冊だと思います。

the大人なエロスのオンパレードでした。絵が大好物で、表題作とか受けさんは作家なのに身体がエロすぎて違和感ありますが、、それを上回る肉体労働の攻め！美しければ全てが善

正直、期間限定で丁度良かった。表題作は割といいのに、エッチへの流れが早過ぎるのと、完結までが短い。一冊丸ごと表題作で構成されてもよかったんじゃないかな？他に1話読み切りが３~4話入ってますが、どれも早急に事におよんで、はい終わり、みたいな感じです。中でも「ブライトン~」の単話はイギリスの同性カップルが養子を考えている、というストーリーだったのですが、これこそじっくり練られた長編で読みたいと思う作品でした。ま、この作者さんはエロメインみたいなのでしょうがないのかな。勿体ない。

短編集ぽく何本が入ってますね。表紙の作品の庭師がめちゃいい！あんなに愛されて羨ましい。他の短編は、以前に単品で読んでたものだったなぁ。だけど全体的にイケオジが出てて満足！

皆さん書いてますが、短編が何話か入ってます。タイトルの話は、片方がゲイでもう片方は？ノンケなのかなー？話の内容は心温まる感じですが短編のせいか、話の展開が早くて無理矢理持って行ってる感じでしたね。この話だけで一冊読みたかったかな？他の話は基本ゲイ同士の話なので、最初からセックスシーンのあるものが多くて、焦らしとか一切なかったですね。一つ一つ、一冊でじっくり展開を楽しみたかった本でした。

筋肉好きにはたまりません。攻の男の色気にやられました。表題作だけで1冊読みたかった。

表題作は丁寧に描かれた短編という感じで良かったんですが、他のが短すぎて私にはちょっとよくわからないところがありました。

絵の好みで言うと、苦手かな…肉厚はいいけど、私には読みづらかったです。色々入りすぎてるからななぁ…上手だと思うんだけど、読みづらくて疲れるタッチなので、レンタルで十分かな…話も短編がいくつか…なので、展開が早くてというのか、その人たちの一場面を覗き見るお話で…そういうのは結構好きなんだけど、背景が理解できないまま…て感じ…たぶん、疲れるので、大事な細かいところを飛ばしちゃってるのかも…