レビュー一覧

アンドロイドBL、好きなんですが少ないですよね。リアリティを出すのが難しいのか、扱いづらいテーマなのかもしれませんね。しかし、さすがの中原一也先生。ラストで泣いてしまいました。切ないというレビューが多いので辛い気持ちになるのかと構えていましたが、幸せな気持ちになっての涙です。素晴らしい！買って良かった。

中原先生の他の作品とは一線を画す、BLに収まりきらない切なく、壮大で、最後までなつめとキースに釘付けでした。この作品にはSSは不要かと。エピローグは読者の心の内で受け止めたいです。

設定がSFなのですが、まさかここまで純愛な物語とは思いませんでした。アンドロイドと人間の恋なのだけど主人公たちのひたむきさが泣けます。久しぶりにいいもの読んだ〜という満足感でいっぱいです。

ＳＦ仕立てですがフィクションではなくファンタジーのＦでした。ご都合主義でない？と思う人もいそうですが、元々のプロットが「ドラ○もん」だそうなので、心を広く持って読んで下さい。

良くできたお話だと思います。切なさや愛おしさが滲み渡ってきます。次はじっくりと読み直したいと思います。

すごくよかった〜。BLなのにバッドエンドになっちゃうのかとハラハラしながら読みました。不覚にも最後の方は涙が流れてしまいました。アンドロイドの人権の話とか改造の話とか、色々ご都合主義がひどいのでちょっとマイナスです。ラストシーンもほろりとする良い終わり方だと思いました。

エピローグで２人の絆の深さを改めて感じられて涙。思った以上に純愛物語でした。今年読んだ物語の中でダントツ一位。多くの人に読んでほしいなー。

うん、ドラえもんだった。ドラえもんなので、タイムパラドックスとかは無視の方向で。最後は切ないけど私は好きです。

中原一也作品は癖があり話の内容や言葉が重く、満足感が素晴らしい。楽しめました。

とても良かったです。この作者様のハードボイルド（古い？）なところが好きですが、こんなにも切なくて一筋縄ではいかないストーリーの作品も良いと改めて感じました。