レビュー一覧

短くてちょっと物足りなかったけど、ラブラブで話的に好き。その後もよみたいなぁ

酔っ払うと男としたくなる性癖は面白く、結局はゲイであることを潜在的に拒否しているからと主人公が気づくのはなるほどと思ったけれど、いかんせん受けがうじうじし過ぎで、潔くない。読みながらあまりの女々しさにイライラしてしまった。

主人公のうだうだ、もんもんとしてる心情が、嫌な感じはせず、とても共感できました。相手の方がとても素敵でした。甘々、ハッピーエンドで良かったです！

サンプルを読んだ時は面白そうかなと思ったのですが、読み進めると主人公のウダウダ日記を読んでいるようでイライラしてしまい、私には合わなかったです。今後読み返すこともなさそうです。

若いなぁって思いました。うじうじに関しては、そう言ってしまうことも出来るけど、こういう部分て皆少なからずあるし…主人公のぐるぐる、私はそんなに嫌ではなかったです。それよりもラストがああなって「まだまだ続く」って思えるのは若さだよなって妙な感想が溢れたことに自分でビックリしちゃいました。

主人公の悩みをうじうじと取るか、現実的と取るか。うじうじしては居るけど、それはたしかに悩むだろう、とも思えるので、ある意味現実的かな。何はともあれ、いい終わり方だと思います。

終わり方がバタバタ終わらせられた感じがして、ちょっと物足りなかったです。

受のうじうじが苦手です。あと、タクシーでイチャイチャしたり、そんな突っ込んだ話するのも大丈夫？？と思ってしまった。

酔うと男性に迫ってしまう受けと、彼に好意を寄せる攻めの話。受けは争い事を避けるため周りにあわせるタイプなのに、自分が元カレの身代わりだと思った時は激昂していたので、早く自分の気持ちに気づいて〜やきもきした。自覚してからも一度拒絶した手前なかなか素直になれず声をかけられない受けに共感の嵐だった。嫌われたくないから、っていうのがすべてだと思う。攻めの「君は酒を飲んでいない時の方がずっといい」っていう台詞が好き。

カムアウトしてるわけではないゲイ攻めと酔うと男に抱かれたくなってしまう自称ノンケ受け。受け視点で書かれてるけど、受けの状態は攻めにも読者にもわかりやすいのでストレスなく読めました。友人や家族との関係を波立たせないために、ほぼ無意識で自分をノンケと思い込んでる受けが切なくもかわいかった。