レビュー一覧

同人誌でも持ってますが、いつでも読めるように電子でも購入しました。まず驚いたのが、修正が薄い…！！！！！！アレの血管などは消されていますが、それでもこの修正で見れるならほんとに買って良かったです…絶対に買いです……物語は「不等辺三角形の定理」の兄弟がどうしてあのような関係に至ったかが描かれています。執着する弟の様子が丁寧に描かれていて、決して病んでいるわけではないのに、歪んだ愛の形が伺えます。最近の作品はエロが抑えめなものが多かったあがた作品ですが、今回はガッツリエロ多めです。やっぱりこの作家さんの描く乳首責めは最高です。そしてこの修正具合……。ほんとに買って良かったです。一押しは１ページまるまる使った情事後の郁見…だらんとしたアレです。この一連のシーンはどれもお気に入りで、構図やモノローグすべてが背徳的で官能的でした。…それにしてもこのクオリティを同人誌で出されたのが凄いですよね。23時のタイムシフトに収録して欲しかったです。

ずっと読みたかった作品なんですが、ビビるレベルの修正に合掌。レンタで購入して本当に良かった！！！

歪んでる。けど、面白い。23時のタイムシフトに収録されてる作品の前日譚です。こちらを先に読んでから、23時の方を読むと、この2人の関係性が良くわかります。短編だと、どうしても一箇所だけがピックアップされてしまいますもんね。この作者さんの歪み関係を読むのが好きな人にはお勧めします。

うわぁぁぁ・・・・・っ！「不等辺三角形の定理」を読んだ時、続きが読みたい！と思ったんですが、あの前にこんな話があったなんて。この話を読めば、「定理」のラストも一段と心にグッときますね！実の兄弟ものというのはあまり好みではないのですが、叶わぬ恋や悲恋が好物なので、この切なさは良かったです！６０ページとは思えない満足感！

もう一度、23時に入ってるのも読み返しました。ここに繋がるんですね、弟くんが病んでる系なのか、自分も好きなのにどうしたいのか、第三者をいれてバランスをとるものなのか、でも、このお兄ちゃんはきっと恋をして失恋しても最後には後ろで見守る弟がいてくれるのかな。兄弟で幸せになってほしいなぁ。。。どっちかが寂しい思いをしないようにって思っちゃいました。

同人誌の電子配信、ありがとうございます！一之瀬兄弟がどうしてこのような関係性に至ったのかが丁寧に描かれていて良かったです。もちろん歪んだ関係ではありますが…。23時～の後日談も読みたくなってしまいました。修正が甘いのでその点でも満足でした。

郁見は、「可笑しいんじゃないか？この関係は、駄目なんじゃないか？」と、辰見に疑問を投げ掛けるし、他に目を向けようとするけど、辰見がそれを言葉で丸め込み、都度流して行為を重ねさせる。その積み重ねの結果、体が辰見を忘れられず、誰と付き合ったとしても、辰見との行為は続けてしまう。辰見の郁見に対する執着と独占欲、行為の背徳感が画面からひしひしと伝わってきて、ゾクゾクしました。忘れそうになりましたが、親と同居しています。家の中で行為を重ねていることも、欲に盲目になっている様が見えてゾクゾクしました。あと、修正がハンパなく薄いのもあると思います。商業だと絶対にこの域は見られないと思いますので、こちらで配信して頂けて良かったです。ありがとうございます。郁見目線がないので、郁見の気持ちが分からないのは、残念でした。しかし、この関係への戸惑いや疑問を持ち続け、『辰見が居るから。自分には、辰見しか居ないんだ。』という思考に最後までならず、他を探し続ける姿勢が、この二人の関係には甘さはなく、何処までも暗く、重く、禁じられたものだと感じさせていて、良かったと思います。60ページ、長いようで短い…1冊丸々以上に上下巻で、二人の行く末を見たい気持ちになりました。定理を未読で読みましたが、この二人がこの後、どうなるのか気になるので、これから読みたいと思います。

この作家さんをあまり読んだことがないので何とも言えませんが、引き出しが多いというべきか、こっちが本筋でいつもは抑えてるだけなのか。

元々他の電子書籍で購入していて好きな作品だったのですが、作家様がTwitterでRenta！では修正が薄いと仰っていたのでこちらでも購入しました。あがた先生らしい肉感的で麗しい作画をしっかり楽しむことができて満足です。

この作家さんのほかの兄弟モノも読みましたが，重苦しさがなく嫌悪感を感じさせずに描かれているところがすごいです。いや，私にとっては・・ですが。構成の妙を感じたいなら「定理」→「証明」と読むことをお勧めします。お話は歪み具合が重すぎず，いい塩梅で，弟君の墓穴掘りが妙におかしかったり，かわいそうであったりして，双方に愛があるのかないのか，展開が面白いです。すでに私の頭ん中では，兄と小野瀬さんがうまくいって二等辺三角形の二辺になって，他一辺が弟ってことで，思いっきり病んで歪んで泥沼にはまる弟が後日談として展開されてます…　弟にも相手ができて，「二等辺三角形の合同の証明」でいいんじゃないでしょうか（笑）