レビュー一覧

時代背景は魔女がまだ信じられていた時代。Ωのフェロモンが解明されていないのか、魔女の魔術によるものと思われているっぽい。そんな感じなので抑制剤とかピルとかもなさそう。色狂いの主人に水車小屋で監禁され飼われている褐色肌黒髪のΩ少年と、主人の息子αのお話。フェロモンに反応して襲いかけるが、すんでのところで色狂いの父と同じくくりにされたくないと理性が勝ち、どうにか回避する。冒頭が、主人に内緒でかけおちするのかな？というシーンからはじまるので、これから秘密裏に愛を育み父からΩを奪い去るストーリーなのかな？かわいそうだけど、すでにこの変態親父に汚されているΩちゃん…はやく助けてあげて！

絵が素敵です。話はこれからという感じなので続きが早く読みたいです！

壮大でよく練られてて大満足！これからがすごく楽しみ。絵も大好きです

義理の弟がだいぶ推せる…(笑)。ストーリー重視ってタグはこういうお話の為にあるんだろうなあというお手本のようなBL。表紙のΩは、可哀そうが積み重なりすぎて、どこまでも清い心で、攻の兄貴は、何度かΩのフェロモンにぐらつくことはあっても、どこまでも高潔。自由恋愛が許されない時代的に身分格差の愛は障害だらけで（変態神父は出て来ますが、正しい人達には宗教的にも許されないはずですしね）、それだけに基本波乱に満ちているのですが、それでも主役カップルのお互いへの気持ちは強固だし、どこか安心感がある一方、どう動くか読めず、何を考えているのかわかりにくい存在は、ちょっとしたたかな義理の弟で、彼が話を動かす鍵であり、最大の萌えどころでした(笑)。とはいえ、話半ばで、ただお兄ちゃんに愛されたかった可哀そうな弟だと、大体見えてくるので、それほどハラハラはしないですが、それだけにずっと弟を推せました(笑)。読み応えのあるお話でした。

義理の弟の心の動きが気になりました。父親が婚約を決めて帰ってきたところまで読みましたが、続きが気になります。

すごいです、こういうのが読みたかったのです。想像するだけで波乱が必至ですよね。二人がどうなってしまうのか、もう考えるだけでよじれていく自分がいます。

グリム童話っぽい世界観。話の展開がゆっくり気味で、一巻の時点ではファンタジーものの王道なのかな?という印象でした。今後に期待したいです。

え？！ちょ、、、終わり？！？まとまった時の書き下ろし、期待してます…

読むのも辛くなるほど残酷な扱いを受けてきたノエが不憫で可哀想でした。そんなノエに魅了されたレオン。自分の父親がノエにどれほど酷いことをしているか知ってしまいます。父親は狂ってましたね。結果、レオンは父親を殺害してしまいました。この事実を隠そうと工作しようとしたら失敗。レオンはノエと姿を消します。仲の悪かったエリオットがいつの間にかレオンとノエの味方になってくれたのが救いでしたね。

絵も綺麗で可愛そうだけどシリアスでよくできたお話でした。