レビュー一覧

原作そのままの世界で、細かい感情の動きが追えるので、この先、しばらくきつくなりそうなので、最後まで揃ってから読みたいかもです。

ＢＬだけど、ＢＬじゃないみたいな不思議な感覚のストーリーでした。今のトコ、エロも無いしね。本来だったら接点もなく出会わなかった2人が、まさかの女装シチュで出会ってしまいます。中身を知れば知るほど人の良い寛末さんに「人」として惹かれていく松岡・・・これ、「・・プチキス」じゃないほうだと完結だったのかな？ちょっと失敗！ストーリーとしては面白いし、割と真面目な話で、内容の作り込みが上手いので、不思議な設定も違和感なく展開していきます。幸せになれるといいね、寛末さん・・・可哀相なくらいいい人だから。

華奢な男でも完全な女に化けることは難しいのに、この人は大柄。多くの人が見惚れたり、ストレートな男が寄ってきたりする展開は違和感がある。

ちょっと知ってたので、見つけたら気になって10巻一気読みしてしまいました。案の定メンタルにきますね、かなり消耗しました。廣末さんはトロくて純粋鈍感というか、優しいのにここまで無神経とか、こうゆう人格というよりひとつの発達障害か？ってくらい、有能で良いヤツで一生懸命の一途な松岡がどんどん気の毒になってきちゃう。自分の女装がことの発端で、廣末への対応を間違えたというか楽しんじゃってたとは言え…かわいそうになってくる。本人たちもだけど同僚の女子たちも無駄に悩まされて大変なのも全部松岡がフォローしてるし。ちなみに廣末は洋子さんの正体が男前な松岡みたいなのではなく、女らしいニューハーフだったら、こんなに悩まず受け入れられたのかしらね。松岡も、自分がもっと女性になりたい願望の強いタイプだったら、酔った廣末に洋子として抱かれても嬉しかったりしたのかしら。他のBLのスバダリたちみたいに、惹かれたり好きになるのに性別は関係ないって達観できてたら苦労しないのだけどね。確かこの物語って、この結末ではまだ半分位では？この先もっと可哀想なことになって、最後はそれなりに幸せだったと思うので、噂の続編？「愛しいこと」もレンタできるようにして欲しいです。書籍でも良いので。

いや…続きを描いてください。お願いします。ここで終わってしまうのは辛すぎる。主人公の松岡の気持ちが痛いくらいに伝わってきて、切ないです。相手の純朴さは分からなくはないけれど、不器用というより無神経過ぎて、あまり好きになれない。正直自分のタイプではない。けれど、こんな欠点のある人だけど好きになってしまう、という気持ちは分かる。

これから明るい方向へ、二人の関係が展開するのかなーと、思わせる終わり方になってました。でも、原作だとこれから松岡がもっと気の毒な状況になっていったように記憶しています。　

辛いBLです。エロはほぼ無いです。絵はとても好みで読みやすいのに、2人の通じ合わない感じがとても辛いです。鈍感なのは罪だけど、重大な嘘と真実を知った人間は、普通そこまで寛容になれないよなぁと考えさせられました。先に一目惚れされたけど、相手の人柄に惹かれ気付いたら自分も好きになってしまっていた。主人公の心を早く救済してほしいと思ってしまった読者でした。メンタルにキますね、つらいです。

木原音瀬先生の小説は読みましたが、原作のイメージを壊すことなく忠実に綺麗な絵で描かれていてとても良い。

木原さんの原作の漫画化なので楽しく読めました。小説では日高さんのイラストでしたが犬井さんバージョンもよかったと思います。松岡の女装も似合ってキレイでした。

初めての作者さんです。表紙が綺麗だったので、何となく読み始めたら3巻まで一気に読んじゃいましたｗ絵が綺麗で美しくて表情がとてもつやっぽかったのがより切なくて苦しくなりました。送別会に女装で恋人の振りしたときは、切なすぎて泣きそうになっちゃいました。。。もうこのまま止まれないので続きはまとまってる方でチェックしますっ