レビュー一覧

イエスノーのおじさんカップルの2冊目です。仕事率高め、内容重め、ラブラブ度低め、そして本来の主人公の計と潮の露出度低め（潮にいたっては完全な欠席）ですが、やっぱり面白かったです!贅沢を言えば、栄に芸人気質を見破られた国江田さんのその後が見たかった（きっと潮に笑える愚痴を垂れ流してくれるはず!）

はあ、好みだ。この年齢のこの意地の張り合い。実に好みです。恋人同士、同期同士、弟子同士、のちょっとした嫉妬が色んなところで交錯するのも、たまりません。なんていうか、本流はもちろん潮たちなんでしょうけど、実は全部このおっさんたちに華を添えるためのキャストなんじゃないかと思うくらいこの2人が光ってます。でも脇もみんなキレキレで冴えてる。「お義父さん」に吹きました。

前作よりなんていうか、私的にはストンと入ってくる感じでした。二人の設定年齢を考えると？と思う人もいるかもしれないけれど、こういう業界の一線にいる人は決して頭の中は老け込まないはずなので（老け込んだら一線にはいられない）ありだよね、と思います。それにつけても曲者麻生さん・・・・一番腹黒ですね。次は潮にも会いたいです。

この二人本当に好きです。一般的な甘々ではないかもしれませんが、互いに無くてはならない存在なのがこれでもかと感じられて最高です。続編ありがとうございます！の一言ですが、ほんのりと更なる続編も期待しています。

「やらせ」か「演出」か、テレビ制作の暗黙の了解をひらいてしまおう、あしたに未来につないでいくために。っていうお仕事パートはいつもながらすっごく読みごたえあって、うーんと考えさせられちゃったりしたんだけど、BがLするパートについては、、なんだろう。「すき」とか「あいしてる」とかそういったものを感じとれず。。ふたりは恋人、そうだけどそれでいいんだけど。栄視点だから栄はともかく設楽Pが信用できないというなんというか。そんなわけで寝る前に読んでフフフとなるような本じゃなかったです。そしてやっぱり紙媒体でも挿し絵がない。このふたりが見れるのは表紙と口絵のみです。そんなわけで脳内キャスティングが事故ってるのもこのカプに入り込めない要因なのかも。個人的にはコタの再登場がうれしかった！相変わらずかわいそうで楽しかったです。国江田さんもかっこよかったし、新キャラの美作も底知れない存在感の麻生さんもよかったけど、正直もうこのシリーズで新しいカプはいらないかな。一穂さんここのところ続編とかスピンオフが続いてるのでそろそろ新作も読みたいです。新作「も」です、大事なことなので二度。

電子で読めるのを指折り数えて待っていたので、やっと今日読めて嬉しい気持ちで夢中で読みました。今までのキャラクター達、一人一人が登場する度、(登場してないキャラクターもいますが、)これまでのお話で紡がれてきた事を思い浮かべながら読むのでクスッとしたりジーンとしたり。大満足で読み終えました。今回の主役の大人2人のお話しもまだまだ読みたいと思いました。さらに続編あったら良いな。

今回はそこまでトゲトゲキツキツな内容じゃなくて良かった(*^^*)。例のオジさん二人が、制作とは、みたいな矛盾極まる難題を後輩たちに見せるお話と、突然の出来事にテレビマンとして生き生き活躍する話がメインでした。深カプがちょこっと登場、国江田アナがちょこっと活躍（潮は気配もないです(T_T)）。一気に読みました。寝不足だ～

栄さんと設楽さんのその後の話。メインのカップルの話も面白いですが、このカップルの話も相当です。

作者さん買いです。イエスノーシリーズが大好きですが、このカップルの前作は、ちょっと暗く重かったので、軽い気持ちでは読めないかなぁ、と悩んだのですが。。。シリアスなお仕事シーンは読み応えがあり、二人の甘々なシーンもありで、前作よりも随分と読みやすかったです。このカップルは、やっぱり大人で落ち着いていますね。明るく楽しい若者カップルも、また読みたくなりました。

大好きなシリーズ。大好きな二人。相変わらずドライなとこがいいです。仕事の内容もしっかりあって、お仕事小説としてもいいと思います。なんだかんだお互いしかいない、って伝わってくるとこが大好きです。