レビュー一覧

福島の舳の方面の漫画が無いので、関心がいきした( *´・ω)/(；д； )

柴ばあのために頑張る豆柴太がとても健気で可愛かったです。

のっけから涙だらだらでした。豆柴太の周りの人たちがみなとてつもない痛みを隠して前を向いて生きようとしていて、強いなあと思いつつあの痛みは一生消えることないんだなとつらくも思いました。これは漫画だし、実際に歩んでいる皆さんにしかわからないし、自分が感じ取ることなんて実際のなん百分の一だろうな。豆柴太のかわいさが光でした。すごくすごくかわいかった。

可愛いけどとてもシリアスなストーリーでびっくりしました。

柴犬がすきなのでこういう作品があるのがうれしい。

凄く良かったです！"良かった"と簡単に書くことは、正直躊躇もありますが、読んで良かったです。あの地震の東北の人々のことを、てらいなく、さりげなく、構えずに知ることができました。正直、実際に本人なら重い経験ですが、身近に感じられて良かったです。そして、柴ばあの"老い"が進むのがリアルで、風化させちゃいけない、まだ終わった話じゃない、と実感しました。

様々な人の葛藤が胸に響きます。言葉や人に救われますね。

表紙がほんわかカワイイのでホンワカストーリーばかりだと思ったら最初からいきなりシリアスでした。感動系ですね。

せつない入り。わんこはわんこのまま、あまり擬人化したような表情とかしないほうが好みだな。

あの震災から10年。世間では区切りと勝手に言ってますが当事者である方達にはそんなモノはありません。復興とは「日常」が戻ることと言った人がいますが大切な人を亡くした人に今まで通りの「日常」が戻ることはないでしょう。寄り添い続けることにまで区切りをつけないでほしいです。