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レビュー一覧

ゆうづつは藍にとける 【電子限定カラー】

5点 4.2 53件
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  • 2020-09-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ☆4.5。作者買い。評価甘めかな?駆け出し作家と書生のお話なので明治か大正頃の時代だと思いますが、まーとにかく幻想的で文学的なしっとりとした作品でした。慎太郎は魔性の一面があるというか、男に言い寄られる体質で。それが一因で過去にわだかまりがあり、一方で自分とは対照的でしかも才能のある章吾に嫉妬心を抱え…とくれば、反発しながらも惹かれてしまうんだな〜とわくわく。章吾は当然年下わんこですよね。ラブストーリーとしては正直ちょっと物足りないかなという気持ちもあるんですが、いつもながら何と言っても美しいんですよ。これは漫画ならではのよさ。ところでこの時代設定と彼らの名字が某名作を連想させてドキッとしたんですが、あとがきによると本作は8年前に連載していたものだそうで。中身は名前呼びが大半だったのでちゃんと集中できました。

  • 2020-09-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    おそらく(でもないか)ものすっごく極端に好き嫌いの分かれる作家さんだと思います。緻密に描かれる絵柄も抽象的観念的な内容も進行も。決して作中で詳しく説明すると言うこともないし・・・なんて言うか画で描かれた小説読むみたいですので。わたしはこの奥行きのある想像力をフル稼働させて読む感じが大好きなんですけどね。「爪先に光路図」と「百年結晶目録」が特に好きです。ああ脱線・・・この作品はそういう意味では「解りやすい」部類だと思います。

  • 2020-09-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    1冊丸ごと表題作。キス有りエロ無し作品。作者買い。小説家のお話とあってか、背景やモノーログに文学的な香りを感じました。2人が惹かれあっていく様子がまあまあ丁寧に描かれていたと思います。2人共、各々の書く文章に惹かれてからの興味…と言った所でしょうか? 章吾の方は、慎太郎の見た目の美しさ.儚い感じにも惹かれたんでしょうね。しかし慎太郎…よっぽど美しいんだろうなぁ…。モテモテ.無自覚魔性w。どちらの視点もあるので、2人の気持ちは掴み易く、読み易かったです。 2人共ちょっと臆病さん(ヘタレ)ですれ違ってしまったケド、上手く纏まって良かったねw。エロは無いケド、章吾(白髪.多分攻め)×慎太郎(黒髪.多分受け)で致していると思います。そういう匂わせな部分が有りました。 評価は、人間の絵が何だかイマイチで星マイナス1。淡々と静かなお話には合っているのかな…?とも思うんだケド、やっぱり表情.動きの固さが気になるんだよね。個人的にはもうちょっと人間に人間らしさが欲しいかな…。でも背景.小物の描写は、細かく.繊細で美しく、素敵だな…と思っております。

  • 2020-09-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ため息が出る様な、美しい絵です。モノクロも、カラーも、本当に美しい。この作者さんの植物の絵が特に好きなのですが、今回も小さな野の花の可憐さといったらなかったです。モノローグも、ストーリーも穏やかで美しいです。ストーリーは大きな起伏は無いですが、たんたんとした雰囲気が良くて、時間を置いて読み返したくなるような感じです。

  • 2020-09-07
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    タイトルが不思議。どういう意味かとおもったけれど、最後まで読んですとんと納得しました。絵もきれいだし、文学作品を1冊読んだ気分。

  • 2020-09-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    作家さん買いです。新人作家さんと書生さんの恋のお話。7〜8年前の作品だそうで過去作の「爪先に光路図」が好きな方、H無しなのでそれでも良い方、コッテリBLを読み慣れた方には物足りないと思います。大正後期?昭和初期?設定でこの作家さんらしい透明感のある緻密で美しい絵です。(特に植物は先生のオハコですね)私も少々物足りなく星4個となりました。

  • 2020-10-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    うーん…何故みんな高評価なのかが解らない。画は綺麗だとは思うけどなんか読み辛いし見辛い感じだったし、ストーリーも王道と思った。読み返しはないな。48hあったらよかった。

  • 2021-07-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ドタバタラブコメみたいなのを読んだ後に読みたくはないというか…がさがさした感じで読むのではなくて、一杯の飲み物を手元に置いて、座ってじっくり読みたい作品。ある程度文字とか、間合いに慣れていないと読みづらいかもしれません。感情の全てが文字で表現されているので、その点だけ残念。表情などでももっと雰囲気のある作品になったんじゃないかなーとは思います。

  • 2020-09-15
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    美しいお話でした。絵柄とストーリーがマッチしてロマンチックな世界が広がり、うっとりとしました。若い二人が、遠回りをしながら気持ちを近づけていく様子がゆったりと流れる時間の中に描かれていて読んでいるほうも、違う次元に迷い込んだような錯覚さえ感じました。願わくは、古い友人もまた、幸せであってほしいと。素敵な作品に出会えて嬉しいです。

  • 2020-09-10
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    うーん、★3.5くらいです。表紙と言葉は背景は確かに美しいけど、ストーリーと人物のはそこまで好きじゃないかな。前作の「爪先に光路図」の方が好きでした。