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作者買いですが相変わらず心の機微を表現する事に長けていて絵も美しくて良かったです。物語の感想としては生きている間に伝えなければならない事は誰しもあるしもしそれが出来ないなら書き残しておく事も大事だなと。いつかそれで大切な人の人生が豊かに変わるならそうすべきだなと思いました。
いろんな事情がてんこ盛りの割には最後は二人ともまとまって良かったです。
原作のレヴューでも書きましたが、原作の『スキャンダラスな家族』シリーズは単体ではなく3作まとめて読んだ方がいいです。このシリーズは各作品の主人公たちの恋愛話も勿論メインなんですが、一方で当初1作目主人公カップル以外味方がいなかったイザベルちゃんがシリーズが進む内に他のマクラウド家の人たちや町の人たちに受け入れられていく過程も大きな読み所ですし、コミック版も出来ればシリーズ物として出して欲しかったです。で、そのコミック版の内容なんですが、原作と比べて一番「えー!?」となるのが次作(最終作)『別れの傷跡』のヒーローである警察官ディランの出番が全部カットされている事です。ディランは今作でも原作では主人公カップル、イザベルちゃんの次に出番の多いキャラで、ヒーローとは過去の因縁から犬猿の仲なものの、ヒロインとイザベルちゃんとは早い段階から友人関係になっていて、聖パトリック祭の参加を勧めたのも原作では彼だったし、祭当日実は小説を書いている事をヒロインに打ち明け、最後ヒロインが彼のエージェントになるエピソードもあります。またヒーローは後半ヒロインが自分の留守中ディランを家に招き入れたり(なお、ヒーローとキンバリーの過去をヒロインに教えたのも原作ではこの時のディランでした)、彼の小説を売りこもうとした事に一端は怒るものの、君の仕事に口出しする権利はそもそもないから、と意外と早く受け入れていて、彼が決して女性に強権を振るうキャラではない事が示されていました。コミック版はそのディランの出番が全く無くなったので原作とはかなり別作品になっているのですが、イザベルちゃんは原作のイメージ通りで可愛かったですし、ヒロインとヒーローの仲の進展も無理のない流れになっていて、原作を気にしなければ良い作品だと思います。あとヒーローの小説内のヒロイン、アランヤの扱いの話は所謂「冷蔵庫の女」と言われて現在よく批判されているプロットですよね。ヒロインの助言はその意味でも的確でした。
作家さん買い。どこのお国柄でも田舎というコミュニティーのプライバシーの無さは同じなのかもと思う作品。ヒーロー妹が本当に天使みたいで可愛くて、ラブストーリーというより家族再成のお話でした。
汐宮先生の丁寧な絵が好きなので購入しました。ヒーローの複雑な家庭事情と、ヒロインの父娘確執で一見暗くなりがちなストーリーですが、天使みたいに可愛いイザベルが良いスパイスになってます。イザベルのことをもっと知りたくて原作も読みました。(シリーズ物で3巻あります)
仕事のやり取りでイメージしていたのとは、全く違う人物に面食らいながら、仕事の付き合いに徹して父親になんとか認められようと努力するヒロイン。子供にも優しく魅力的な女性でした。
素敵なヒロインとヒーローのラブストーリーでした。
ヒーロー&ヒロイン どちらも親族関係が複雑で、お互い一歩踏み込む所が難しそうだったけど、ヒーローの小さな妹がとても可愛くて、二人を自然に近づけた、ハッピーエンドになったのも周知の事ですね。
二人の周りの登場人物達に、大人の事情がてんこ盛りな恋愛関係が複雑に絡み合っていて、物語を分かり辛くしている感じがします。まあ、最終的にハッピーエンドで終わり良かったですが…。
お買い上げかレンタルで悩んだ作品です。汐宮先生の作品はどれも登場人物がステキなので困りますが、どうももう一つ決め手が欲しかったです。
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作者買いですが相変わらず心の機微を表現する事に長けていて絵も美しくて良かったです。物語の感想としては生きている間に伝えなければならない事は誰しもあるしもしそれが出来ないなら書き残しておく事も大事だなと。いつかそれで大切な人の人生が豊かに変わるならそうすべきだなと思いました。