同著者NOT LOVE STORYに入っている「降っても晴れても」の関連作品です。あの作品は草薙３兄弟の長男の話ですね。そして今作は、次男の話が２作、三男の話が１作、プラス草薙兄弟のその後を描いた４コマが少々。前作に引き続き、東北（秋田）弁の会話がいっぱい出てきて、それだけで、なんか全体的にほのぼのしています。長男のも含め、いずれも幼なじみものなのですが、中でも次男の話はイイ！私のツボにはまった！幼なじみで、彼の方が一つ年下であるがゆえに物理的にも心情的にも生じる「距離感」って言うのかな、それがこそばゆくて、キュンとした。個人的にはこの二人を、もっともっと見ていたかったかな。最後の三男のは、あの子供が成長して高校生になっていたのが、まず驚きですね。加えて次男と比べたら手が早い…（苦笑）でも、結末の切なさとハッピーさは文句なく最高！「はつ恋」トータルでは、読んで非常に満足いたしました。

きちんとした「お国ことば」でセリフが描かれています。だから東北出身者でも違和感なくセリフ回し読めるかな。小説でもマンガでも「は？東北人設定？で、このお国ことば？どこの人だ？？東北六県でこんな言い回しありえない」というのが多い中、きちんと描かれていてびっくりしました。そして、冬のみかんは冷（ちべ）たいです。廊下の気温が冷蔵庫以下なんだよね。あの冷たさは東北より南でわかるのだろうか・・・。細部にリアリティを感じました。お話は、それぞれ「はつ恋」テーマ。好きなのにどう接していいかわからないもどかしさや、生活状況の変化に自分たちの恋が振り回されるさまがかわいかったです。

この作者の絵と物語が好きで過去作品をいくつか無制限でレンタルしましたが、これはちょっと・・・う〜ん、でした。まず訛りがこの絵と合わなくてちょっと冷めてしまいます。最初の話だけかと思って我慢すればいいかと思ったのですが全て訛りありの物語でした。あとすれ違いが多少あってもその後の展開が早すぎて（あっけなさすぎ？）感情移入も出来ず・・・印象に残るシーンが少なかったです。期待しすぎだったのかもしれませんが、その分ガッカリ感が大きかったので今回の評価を付けさせていただきました。

最後の４コマも楽しみました。＾＾

「NOT LOVE STORY」に出てきた長男カプの兄弟たちのお話です。この１冊でも楽しめるけれど長男編を見た後の方がより楽しめるかと思います♪それにしても田舎が舞台のせいかどのお話も遠恋がﾃｰﾏです。。

泣いた！すぐ泣くんですけど。でも良かった。些細なすれ違い。未成年だから、親についていくしかない時。独特の切なさがある年代を上手く描いてると思います。方言たまに意味がわかりませんが、違和感なく読めました☆

全体的に絵がきれいで、登場人物もみんなほのぼのしていて悪人もいないので、安心して読める作品でした。特に次男の話はちょっともどかしくて可愛らしくて、感情移入しながら読めました。が、三男の話があまりにご都合主義＆現実離れしていて、無理やりハッピーエンドに持って行った感が強いです。漫画とはいえ展開に無理があるとちょっと冷めてしまうタイプなので、残念な読後感でした。

やっぱりこの作家さん大好きです!天才ですねもはや....いつもながら綺麗で可愛い絵で夢みがち過ぎなく切なくて暖かいストーリーばかりでした( ´ ▽ ` )大助とハルカの出演も嬉しかったです!!!

ほんわか良いお話でした。関連の前作よりこちらの方がより良いと思います。初体験の痛さとか怖さとかぎこちなさとか必死さとかがちゃんと描かれてて好感を持ちました。他のTLだと、最初っから女の子がエロ全開だったりして「そんな訳ないだろ、最初なんか痛過ぎるだけじゃんか」と突っ込みまくってますが（笑）。

作者さん買いです。女の子もかわいいですしキュンキュンする内容といっていいですね