レビュー一覧

大宇宙を舞台にした大艦隊戦！　某「不敗の魔術師」の様な華麗なる撤退作戦を期待していましたが叶いませんでしたねｗ　理不尽な転生は当然有りだとは思うんですが…　高校生の主人公、適応力ありすぎですし、話に重みがないんですよねぇ…　ちょっと残念。

ハリウッドの◯トリックスを思い出す設定ではありますが、そもそもの現実を疑うことから始まるとは。でも、最終的には決着もついた形なので満足はできる。

異世界ものでは珍しいSF小説になります。しかし、原作に比べてかなり内容を端折っており、最後の方もうまくまとめてはいるのですが、かなり駆け足になっています。

宇宙空間での戦艦バトルと艦橋内での人間バトルを描ける画力すごい!　転生ものは数あれど、多くは中世ヨーロッパのような世界観の中、宇宙戦艦に転生というニッチさ。　AIってされてるけど、推進ブースターで土踏まずが熱いとか言ってるから戦艦そのもの？　1巻はまるまる撤退戦だったので、今後が楽しみです。

ちょっと雰囲気が、星界の紋章に似ているかな？主人公は、AIに転生していますが。普通だったら、こんな怪しいAIは、ソッコーアンインストール対象だろうけど、まぁそこはお約束で。まだまだ、イントロ部分なので、これからの展開に期待です。

エ○ァとかヤマ○とかに強い影響を受けたのかな。壮大な世界観を描くだけの画力はないな。

何と！　（今風の）スペースオペラ（の序章）だった！ちと無理のある転生ものかと読み進めれば、実は主人公はインナースペースからの召喚者であり、あの現実は箱庭、の住人だった。マトリックスもビックリ！　人格をまとう故のオリジナリティ戦術と他AIとの共闘、サイボーグ艦との死闘、そして華々しい戦果を残しての仮想空間への帰還。ヒロインを置いて戻る寂寥感は、かのハミルトンのスターキングにも並ぶ名作（だいぶ古いけど）ではないか。これって小説版があるのですよね。是非　読んでみなければなるまい。いやー、よいモノを読ませていただきました。原作者とコミカライズ作者に感謝！

非常に残念な作品。プロットや設定は良いのに、其れを生かしきれてない。メカニックのデザインは時代錯誤的であり、面白みに欠ける。此が1980年代ならまだしも、その後のデザインラインの変遷を経た現在では古臭い代物でしか無い。カプリコンの電脳に其れだけの能力があるのなら、もっと電子戦寄りの戦いを描けばよかったのに……と思わずには居られない。画力も未熟に映る。そして、ネーミングがもう少し何とかならなかったのかと思う。最終的には尻切れトンボ感があり、やはり打ち切られたのかな……と感じる。

初っ端から負け戦のど真ん中なのがどきどきしますね。ここからどう無双していくのか、次巻が楽しみです。