レビュー一覧

これは本当に凄い！実話系ホラーマンガを愛読して何十年、このジャンルにつきまとって止まない「と言っても何か作りっぽい。若しくは妄想。」がほぼほぼ無いです。正確には、「これだけ面白ければどうだっていい！」です。一話毎生々しい設定とキャラクターで、まるで自分が工務店さんに語りかけてもらっているようなインパクトです。三角の話は加門七海先生の有名な怪談を彷彿とさせて、それも長年のホラーファンには嬉しいところでした。作者の鯛夢さんの画風がまた盛り上げてくれます。この方の描く人物の口元から首筋、肩のあたりの有機的な気持ち悪さはホラーマンガ界のお宝だと思います。実話ホラー、オカルト、土地や建物絡みの怪奇憚がお好きな方は買いです。続編が楽しみです。

木材と山の神の話、信じられない程強烈な祟りのはなしなどタイトルだけでワクワクします、続編楽しみにしてます。

大好きなシリーズです。昔からこの作者画力があり好きだったんですが、なかなかヒット作がない。今回はヒットしそうな気がします。

永久保永一作品や山本まゆり作品にある除霊漫画とは一線を画す、アクの強い設計士さんと霊感強めの工務店社長さんを通して、今私たちが知らなければならない神仏や心霊等「目に見えないもの」の敬い方を教えてくれる名作です。

家を建てる時にぜひ先生にお願いしたいですね。

読み始めるとどんどん惹きつけられて、あっという間に読み終わりました！次が待ち遠しいです！

2020年10月31日フジテレビ「本怖」で[あかずの間]がやっていました。原作はこれだとすぐわかりました。

超面白い・・非常に興味深く・・次巻も期待しています。読みやすく、そして・・迫りくるリアリティにほ〜〜っと思いながら、真剣に読まされ、読み終わりました。

工務店の若い現場監督が、特殊能力をもつ設計士に巻き込まれて怪異現象に遭遇するお話。お話自体は面白いんですけど、設計士のクセが強すぎる。面構えが悪人すぎて、活躍を見てもあんまり気分があがらないキャラでした。人間的な魅力をもっと加味してほしかったですね。

新しい心霊もの。現実に起こったことを元にしており、他の霊能者シリーズと比べると不動産系なだけに時折ヤクザなど裏社会が出てくるところが他にはない感じです。肝心の心霊現象は瑠子さんがチート過ぎて簡単に解決してしまってます。事件事態は一件一件深刻で、世の中にはこんな怖いことがあるんだなあ…と知りました。他のシリーズと比べると、読んで自分の人生に役に立つことや活用できることは少ないですが、特に2巻以降は目の離せない展開なので、心霊ものがお好きな方にはおすすめです。