レビュー一覧

夜光花先生のオメガバース！しかもイラストがみずかね先生ときたらもう読むしかない。

うーん、難しいとこですね。受けのキャラはめちゃくちゃ好き。だけど女将さんやりすぎ。オメガとかにならずベータのまま行って欲しかった。別にオメガじゃなくてもいいやん。はなから攻めにとっては特別なんだし。と思いました。

作者買いです。オメガバースはないほうが、しっくりしてたと思います。また、お値段高いので評価下がりました。でも、内容は面白かったです。好きな作者なだけに、うーんもったいない。

作者買いです。あらゆる場面にちりばめられた押しへの愛に、吹きながら楽しませていただきました。以下内容に触れます。第2の性に絡む切なさを期待すると違ってきますね。私は先生の作品の大ファンなのですんなり受け入れられたのですが、そうでなければ「違う」ってなったと思います。佑真がβだからきっと転換するんだろうなーと思っていましたが、思わぬ力業と怒涛の展開にびっくりです。先生の作品の魅力は、神シリーズや薔薇シリーズ、血族シリーズのような壮大なファンタジーと、花シリーズのようなダークなお話です。それと比べるとコメディはちょっと魅力に欠けますが、でも先生の一途なワンコが大好物なので、先生の作品はやっぱり大好きです。血族シリーズ、楽しみに待ってます。

面白かったです。イケメン好きの天然受けがさいこうでした。攻めが惚れるのもわかります。ただ気に入ったからって勝手にオメガに変えた女将はいくら母親でもないですね。できれば出産は飛ばさないで読みたかったです。二人ならまたすぐに子供ができそうなので子育てと妖怪相手にバタバタする様子が読みたいです。

受けが推しの攻めを恋愛対象として好きになった描写が物足りなかったです。オメガにされて妊娠したから結婚を受け入れたような流れなので、顔だけじゃなく攻め自身に惹かれて欲しかったかな。この値段でこの内容はちょっと残念でした。

好きな作家さんなのですが…他のレビューにもありましたが、オメガバースである必要があったのでしょうか？妖怪マジックで何でもアリになるなら、別にオメガバース設定じゃなくても成り立つし、オメガバースの良さが出ていないのでオメガバース設定が無い方が良い気がします。

夜光花さんの初オメガバース…しかも異世界召喚とか討魔師、陰陽師じゃなくてリーマンものか？…と思っていたら妖怪ものでした。前半は主人公の佑真がβということもあって「どこがオメガバ？」というくらいオメガバース感が薄いです。美形に目が無い佑真が、αで超イケメンの同僚人見を”推し”としてただただ愛でる。好きというのとは別の次元で、ひたすら推しを尊ぶオタクが入ったファン気質が笑えました。そして退職して実家の旅館を手伝うという人見にいきなりプロポーズされ、返事は保留で調理師見習いとして働きだした佑真。妖怪専門宿といっても、出てくるのがわー坊にわー子（このネーミング好き！）スライムに牛たち…と禍々しさもなく、生来の素直さでもって（魂キラキラ）一生懸命働く佑真がナイスです。最初こそ社会人としてどうなのかというタイプでしたが、それがどんどん好ましく思えてくる。そしてオメガバであることを忘れかけている時にとある事件が…！かなりムリヤリであるとともに「ちょっと酷いんじゃないの？」（妖怪によるアクシデントでなく女将が全て仕組んだという点でいただけない）という展開ですが、きちんと佑真が怒りそれに対して人見が誠意を尽くそうとしたのは良かったです。出来たらSSでいいので、二人の子どもを交えた後日談を読みたいなあ。みずかねさんのイラストも人見がカッコ可愛くて眼福でした。

作者様の初オメガバース！でもやはりだだのオメガバースではなく、ファンタジーも楽しめます。いつもの重厚な作品も勿論大好きですが、こちらはコミカルでライトに楽しめる作品。ちょっと不思議体質のイケメン王子と、モブ的フツメンβ。攻めのファン？で、目下激押し中。攻めの家業がお宿屋さんなのですが、勿論普通の旅館であるはずは無い所が作者様ならでは。攻めの家族が個性的。女将さん、強引ですが憎めないなぁ。欲を言えばもっと色々なお客様が見たかったです。

オメガバース苦手だけど「オメガ設定いらんのでは」というレビューがけっこうあったんで、逆に合うかもなと思って読んでみました。ホントだ、いらんな(笑)とか思いつつ楽しく読んでたんですが、、えー、ちょっともうこれは。わたしダメです、女将ゆるせない。