レビュー一覧

挿絵が内容とあまりあってない気がした。お話ももったいぶってるというかとっとと話せばいいのに…と思ってしまいなんだかなぁ。こんなに受けにベタ惚れで独占欲マンマンの攻めが衆人環視の中攻めを犯しちゃうってありなんかー？とそこもモヤモヤ。まぁ溺愛執着ラブラブは良かった。

最初から攻めが受けを溺愛している事はバレバレなんですが、好きすぎて嫉妬で結構酷いことをしてます。それでも「運命の番」だから〜で何でもOKにしちゃうんですが、テンポ良く読めるので▲1だけにします。

紹介文を読んで実は購入を迷いました・・・・で、読んでみてやっぱり…という感じです。お話はまあいいのですが、全くの個人の嗜好ですが私はどうも「露悪的なエッチ」というのが好きではないようです。羞恥プレイはいいのですが、見世物のようにされても好き好きなんてあり得ないだろうと思ってしまって。それが運命の番だからそういうもの、と言うんだったらもっと酷いと思ってしまいます。だから個人的には本当は☆はマイナス１ですね。

うーん、終わりは良いし、話もわかりやすく、読みやすいのですが、私の中で、最初の印象の悪さがずーっと消えずに残ったのが残念でした。理屈はわからなくないところもないけれど、やり過ぎと言うか、なんか違いませんかアンドラーシュ、と言いたくなりました 。

何もしていないのに拘束されてアルファのところに連れていかれてしまう時点で何か訳があって守ろうとしているんだろうなとは思っていましたが、連れていかれてからの扱いが余りにも酷すぎてオメガが可哀想で仕方ないありませんでした。王族などの大勢の前であったり侍女たちの前で行為に至るのが最低すぎてなんなんだと思いながら読み進めましたが、まさか自分のものだと、周りには目も向いていないと牽制する為の意味でしていたなんて不器用にも程があるなと心が痛くなりました。それでも初めて体を繋げてしまった時からお互いに相手のことを思って婚姻を断ったり密偵を忍ばせたりと行動しているのが運命の番でることがわかるのもいいし、本当に愛しているんだなと思えて良かったです。毎回道端の花束を持って帰ってきたりお子に対しても溺愛しているのが堪らなく愛おしさを感じられましたし、オメガが子を懐妊する前までは素直になれなかったけれど禁欲からの発情期では素直にアルファを求めてるのがとてもくるものがありました。

絵が綺麗で購入しました。ヒーローはいい感じに俺様ですが、ヒロインに愛されている自信がないゆえの言動が可愛くギャップにキュンときました。

溺愛ものは好きなんだけどなぁ。攻めの前半のやり口が嫌いだなぁ。んー残念。