レビュー一覧

仮面舞踏会じゃなくて自然な流れでいいけど仮面でもバレバレ。

オペラ・椿姫は元々フランス人の作品である。正直イタリアとの融合が上手くいっていたとは言い難い。しかしそれ以上に時代がかった仮装や、ちょっとした家具などのデザインがロマンティック。何より憎たらしかった主人公の叔父が、急にデレてゆく様は素直に可愛い

星合先生の絵が素敵過ぎてそれだけでも読む価値があります。 お話の内容は現代のストーリーです。良くある話ではありますが退屈する訳ではありません。

絵が綺麗で引き込まれました！ベネチアが舞台というのも良かったです。

想像してたお話とは違いました。展開がすごくて、一気に読みました。

著者買いですが、ストーリーとリンクしたタイトルが素敵です。叔父さんも根っから悪い人じゃなかったしハッピーエンドですが、出来れば読み切りじゃなく紆余曲折を引っ張ってくれた方がもっとハラハラ出来たのになあ。そこはちょっと残念です。

本当にいつも素敵な絵でヴェネチアにピッタリでした。