レビュー一覧

原作はフランチェスカがヒロインの1作目(今の所未邦訳)、マッテオがヒーローの2作目『十八歳の白き結婚』(今の所未コミック化)の続編で、シリーズ最終作です。コミック版の内容ですが、原作に比べるとヒーローのブラコンぶりが随分控え目に描かれていますし、ヒロインの両親の毒親ぶりもかなり短く簡単に語られています。あと原作では終盤ヒーローはヒロインにもっと酷い言葉を投げつけていたのですが、コミック版はヒーローが幼稚な所は原作通りですが、全体的にコミカルなシーンが多いですし、主人公たちの関係の進展も原作より甘々な感じで、前述のカット部分もあって原作よりは爽やかな内容の作品になっています。ただ原作の問題、というか前作でも思ったことですが、ゲイの人を他人、特に女性を傷つけるキャラとして出すのは偏見を煽って駄目だろう、と読んでいて気になりました。星の数は3つ半くらいの気持ちです。

「十八歳の白き結婚」と同じシリーズ。ヒロインがかっこよくて、素敵で、ヒーローはかなり傲慢。二人の結婚生活で、二人の変化がわかりますが、ラストはサッパリ終わりすぎ。もう少し、happyエンドの余韻が欲しい。

「十八歳の白き結婚」を読んで、独特な雰囲気の絵に惹かれこちらも借りました。同じ作家さんが同じシリーズを描いたとは思えないくらい、こちらの方が面白かったです（汗）ヒロインが現実にいそうなタイプで親しみを感じました。ヒーローはだいぶ傲慢なお人でしたが、終盤すっかり気持ちのいい素直さを手に入れます。ラストはサッパリ終わりです。もう少し、「無事くっついた」感を読みたかったので☆4で～。

お城も不便なものですね。でかけりゃいいってもんでもないね家は。一族のシリーズ、次は誰かな。

長崎先生買いです。契約結婚からのロマンスです。読まずに棄てた手紙は、何て書かれてたのかな？ヒロインを助けたヒーローですが、間に合わないのでは？と、思いましたが、凄いスピードで追いかけたのかな？等々考えました。髪の短いヒロインは、珍しいので、新鮮でした。シリーズものみたいですので、長崎先生が描かれると嬉しいです。

作者買いです、王道です。一気に読みましたが、もっとヒーローが悶え苦しんで後悔する展開が好みなので、その点はあっさり。

先生の作品が大好きです。ちょっと傲慢で冷たいヒーローが。感情豊かなヒロインによって心の氷が溶けていく。とってもロマンチックなお話です。

作者さん買いで殆どの作品を無期限で購入しています。相変わらず目の保養になるヒーローです。契約結婚のお話はワクワクします。ヒロインがとてもサバサバしていても人道支援を仕事とする女性なので真がしっかりしていてかっこいいです。ヒーローも御曹司で本人も仕事が出来る申し分のないお約束の傲慢ヒーローですけど、浮ついた感じではなく素敵ですが、敢えて言うならライバルがいないのが残念でした。

HQに良くあるの契約結婚物ですが、長崎先生の独特な絵がストーリーにあっています。

長崎真央子先生の描くヒーローは、ヒロインにメロメロなくせに傲慢で嫌なヤツが多い。でもこのヒーローは割とソフトな感じで、お坊ちゃんで品がいい。その分お話に刺激が足りない気がして、自分でも苦笑してしまった。さすがにここまで口汚く態度最悪なヒーローはどうなんだ！？と腹を立てつつ、ハーレ沼にハマるハーレファン向きではないかもです。長崎真央子先生にはやはり、テッパンの傲慢系ヒーローをお願いしたいかも。