レビュー一覧

モフモフ...イラストにやられてつい読んじゃった口なんですが、お話もイラストに負けないぐらい可愛いかった。狼が攻めでウケがウサギちゃん。だけど攻めの狼ちゃんがめちゃくちゃウケのうさちゃんに対してもうぅ...健気というか紳士というかあ、ナイトでした。守りたいものの為に身を鎧に隠して...童話を読んでるようなふわふわしたお話で最後の最後愛の営みはお互いの種族の特性が出てたかなぁと（笑）。個人的にはもうちょいガッツリ出してくれても良いかなぁと思ったり。でもせっかくの童話ちっくなテーストが壊れちゃいますね。壊れない程度にしっかり痕が残るほど睦あってます。

イラストが絵本のように綺麗で愛らしくて素敵でした。オオカミ騎士がリトとクレイデルを守るのと、ここぞという時にリトが底力をみせる場面が良かったです。うさぎの魔法についてよく分からないままでしたが、楽しく読めました。

ケモミミ好きとして購入。文章から情景がわかるしっかりした物語です。報われなくても構わない攻めの一途さとケモミミがたまらないです。不憫な受けの天賦の才で愛する人々を護るシチュエーションも好きです。分かりやすい悪役もいるけどハピエンです。

平和な童話でした。うさぎの魔法についてもう少し突っ込んだ話も欲しかった気がしますが、風呂敷広げすぎてたためなくなっても困りますし・・・ページ数もありますからこのくらいで納めておく方がいいのかもしれません。

とても好みなストーリーだった（狼が健気一途）のですが、あれだけの事をやらかした王子や兄への制裁が甘い（若しくは無い）。終盤まで引っ張るんならそれなりにの盛り上がりが欲しかったです。残念。

イラスト、可愛らしいですね。サラサラっと読むにはいい、、、と言ってもいいのか迷います。レビュー評価も高いので読んでみましたが、残念ながら「いいね」と思う何かがありませんでした。モフモフという点以外、たぶん普通。

なんだかんだの大団円で、読後感良く、良かったです。表紙の３人が、それぞれ、頼もしく、可愛らしく、魅力的でした。

ストーリーがとっても読み応えがあって良かったです。最初のクレイデルから成長の過程が凄くて逞しくなった振る舞いとかがジーンときて親になったような気持ちで読んでしました。リトは何も出来損ないではなく耳が垂れているのも魔法が使える人はそういった特徴があったのかもと勝手に思ってます。守る為に力を使えるなんてカッコイイ。ロゥはほんっっとに優しくて強くて愛が大きい狼で最高すぎです。リトが思ってたよりもｴｯｯｯで思っていることとかストレートに伝えちゃうとことか萌えでしかないし、うさぎって性欲強いってイメージ何ですけど初めてなのに受け入れ耐性とかその他諸々凄すぎて解釈一致でもっとみたかったくらいでした。ロゥがどんなにリトを大事にしていて愛してるのか後半は凄い伝わってきて両想いになれて良かった〜。

獅子王を読んでからの本作でした。作者さんの男前なうさぎが好ましく、自分を卑下し過ぎない程度に弁えてるリトや、ずっと心に秘めた強さや優しさを持ったロォ、何より可愛らしく、王子としての器が大きいんだろうと示唆されるクレイデルが本当に読んでいて引き込まれました。愛らしいばかりでないクレイデルの成長も楽しいです。賊などの輩は気持ちいいほどのクズっぽいけど、第二王子やお兄さんは要は一番の子どもだなぁと。ちゃんと王らしい父王の威厳に、お兄さん達も道をもう踏み間違えないでしょうし。とても、心地よい読後でした。

ストーリーも結構しっかりしていて、読み応えがありました。自分のできることを一生懸命にがんばる主人公を応援したくなります。第二皇太子とその執事はきちんと罰を受けるべきだと思いました。制度が甘々です。