レビュー一覧

僕は道くんのΩになりたいのスピンオフ作品。長男夫婦のお話。オメガの兄嫁のあのクールな様子の理由がわかる作品でした。言葉や態度で気持ちを表現するのが苦手な理由や、子供を持つことへの恐怖など、色んな壁を乗り越えて本当の夫婦になっていく過程が丁寧に描いてあって良かった。

待ってたー！纏まるの待ってたよー！！オメガバース物の十八番なストーリーだし、万人に受ける絵では無いけども好きっ！！スパダリで柊馬を溺愛している怜がカッコ可愛いんだよねー！！心に傷を負い、ジメジメグルグル考えてしまっている柊馬に、こっちまでジメッとしてしまうけど、心が成長しての初笑顔にホッとしちゃったよ。篠津家や怜の友達、三神君も皆いい人達でホノボノ。2人の赤ちゃんまで見られるとは思ってなかったから、星の数が足りないのが無念…。あ、また亮くんのお話しも読み返そ～っと。

ぼくは道くんのΩになりたいがすごく良かったので、この続編がコミックスになるのを楽しみにしてました。安定のほのぼのしつつの鋭い斬り返し。くすりと笑っちゃうけど切ないとこに共感したりもして。どんどん読み進めちゃうけど残りのページ数が少なくなるつらさ。まだまだこのファミリーの暮らしが見たいです。

前からこの2人気になっていてまとまるの待ってたので読めて良かったです。怜の意外な不器用さが可愛いと思いました。友達αCPのお話も読みたいです。

じわじわとくるいいお話でした。何回も読みたくなります。内容にすごい盛り上がりがあるわけではないけれど、主人公の気持ちが丁寧に描かれているので、読み応えはあります。漫画って、ページが多くても内容が薄くてあっという間に読み終わってしまうものと、一コマ一コマ読んで時間がかかるものにわかれるけれど、これは後者です。愛が伝わってくるので、エロなくてふたりがラブラブしてるところがあればじゅうぶんかな、と思いました。こちらはちゃんとエロもありますが。オメガバースだけど、話の焦点がオメガバース設定だけじゃないところが良かったです。

前作で、柊馬くん何考えてるのかわからなくてつかめないと思ってたけど、こんな不安を感じてたのか！怜が優しくて思いやりがある人でよかった。笑顔になったし、二人が幸せになれて本当によかった！

弟の亮くんの話が好きだったのでお兄ちゃんの話も読みたくて単行本になるのを心待ちにしていました。政略結婚でもないのに番から入るというのもなかなか無いですよね。境遇が境遇なだけに同情や邪な目的があるのではと柊馬が思ったり遠慮しちゃうのは仕方ないし、そういう所に怜は全く気付かないし想いも伝えないしで、スレ違いしまくりなふたりでした。途中途中で道くんへのぶれない愛を話す亮の姿が可愛らしくて、道くんに真っ直ぐで幸せいっぱいな亮といろいろな想いを我慢する柊馬の対比があるのが、同じΩ(亮はΩとはわかっていませんでしたが)でも、幸せの感じ方の違い？が分かるのが個人的に好きでした。

怜さんの愛が上手く柊馬君に伝わらず、拗らせた空気感とその背景が上手く表現されていて、前作の柊馬君の冷めた態度に納得でした。前作同様に淡々と話が進みますので、無駄にイライラハラハラすることもなく、穏やかに読めました。個人的には、このくらいがちょうど良いです。あとは、前作の亮君の友達のイガちゃんのその後が読めると嬉しいです。

弟CPから来ました。悪くはないんです、どっちかというと、とっても良いお話なんですけど、なんでかあっさりしてるんですよね。Ω視点が多いので、受けの気持ちは十分わかります。でも、攻めが受けを番にしようと思った理由がイマイチですっきししなかったです。いわゆるひとめぼれ？そのわりには感情の高ぶりがまったく見られなくて。受けをとても大切にしているのはわかりますが、保護愛にしか感じられず。作画的にちょっと固い気もしますが表情はそれなりにあるしなー。なんともレビューしづらい作品でした。ただ、エッチシーンはもう少し勉強してほしいです。色気の「い」の字も感じられません。

お話はおもしろいんだけど絵がなぁ～...バランスが変だし固いのが気になって集中できなかった。