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レビュー一覧

小説・実用書『パブリックスクール −ツバメと監督生たち−』

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総合評価
5点
4.7
(42)
5点 5 33
4点 4 6
3点 3 1
2点 2 2
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2020-06-19
評価点
5
魚雪さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
作者さまいわく『分厚い鈍器』の紙でも読みました。わたしは前作のツバメと殉教者はなんかスタンが信用できなくてあまりハマらなくてですね。帯がやきもちぷんぷんなテイストだったので今回は少しは甘い展開になるのかなと思いきや、さらなるキツいビターな展開でですね。。いままさに手にしてる分厚い鈍器をスタンのアタマに打ち落としたいくらいの。アトリーじゃないけど「なにそれぇ、、!」ですよ。さすが樋口作品、決してフィーリングで恋しない。ただ、桂人の監督生としての活躍はスカっとするものがありました。こうでなくてはね〜。ウェリントンはもちろん、ブルーネル寮でも疎まれたのち人気者になるという。個人的には「好きかもしれないから抱かせてくれ」とノコノコやってくるゴドウィンがお気に入り。ちなみにエドレイはゴージャスすぎるモブとしてチラっと登場。今回はホントにへとへとになるほどキツいお話だったのでラブいのが読みたかったのにー!ってひとには小説Charaの番外編も併せて読むことをオススメします。続編出るかなぁ。出たらいいなー。まだまだ読みたい!
2021-02-04
評価点
5
まさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
すごく面白かったです。今回はこの作者さん特有の不憫健気受け、と言う感じが抑えられてて、逆に少し成長した姿が見られたのが良かったです。
2020-06-24
評価点
5
まりもさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
「ツバメと殉教者」の2作目です。とてもとても良かったです。今回は甘めなのかと思ったらとんでもないです!ww。前回よりも深刻な壁に何度も打ち当たります。その壁をひとつひとつ打ち破る桂人がかっこ良い。今回はスタンが葛藤。もう壊れてしまいそうです。大荒れで弱弱なスタン…大変良きです。終盤は可愛いの一言。無論、桂人も悩みに悩みますしとても悲しい思いもしますが、やはり樋口作品の受けです。芯が強い強い。アルバート初め、手のかかる息子が沢山居る桂人お母さん。気持ちが決まるとどっしり安定感。かっこよすぎて惚れちゃった。今回も新しい息子達が加わりどんどん子供が増える桂人お母さんです。お父さんのメンべラーズは勿論今回も後ろから暖かく?色々と手助けしながら見守ります。ww。エド様もまたちょっとご出演。外面は文句なしで大人カッコ良い。今回の見所はみんなの成長と2人の過去からの脱却、でもやはり何たって愛。そして苦しんだ分頑張る桂人にも終盤に嬉しいギフトがありました。いつか会えるのかなあ会えると良いなあと思いつつ更に続編を願って。
2020-06-19
評価点
5
らすかるさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
電子化されるのを心待ちにしていました!大好きなシリーズなので読むのが楽しみです。
2020-06-21
評価点
5
きょたさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
ここ最近樋口先生祭りで、次々作品を堪能できてとっても幸せ!「パブリックスクール ツバメと殉教者」の続編の今作、ケイトとスタンに再び会えて嬉しい!前作で想いを通じ合わせ、幸せを満喫していると信じていましたが、今作では二人の葛藤がより深く掘り下げられています。目の前の幸せを失いたくないから、その後ろにある大きな問題から目を反らす…現実にある話ですよね。苦しみながら自問自答を繰り返し、問題を直視しようとするケイトに大きな成長を感じました。ケイトがブルーネル寮でぶちかますシーンは男らしく、あるいは極妻の姐さんのようでカッコよく、スカッとしました。スタン、見栄ばっかりはってないで頑張れよ、って感じ。脇を固めるキャラ達も成長を見せ、このパブリックスクールの世界のお話をもっともっと読みたい!と思わせてくれます。
2020-06-21
評価点
5
テオさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
シリーズ6作目!『ツバメと殉教者』のCPの続きとなりますので、その他は未チェックでもこちらだけは必読ですよ〜。さて前作ではスタンが思ってたよりもマトモで優しいヤツじゃん?と感じたのですが(エド比)それから1年、最上級生となった彼らは卒業後の進路を考え始めます。恋人同士として仲良く過ごしていた(夜のみ)二人ですが、スタンとの間に何やら因縁を持つアーサーの登場によって不穏な空気が…。母親に対する根深いトラウマを自覚しながらも目を背け、桂人と”それなりの幸せ”を求めようとするスタンと、彼自身の幸せを最優先に考えようとする桂人。母親の死と同時に失った本当の自分=音楽を取り戻させるためアルバート、アーサー、そしてメンベラーズらの後押しもあって、スタンは再び真剣にヴァイオリンと向き合っていくのですが、自己に厳しいが故に”自分を許す”という事が出来ないのですね…。桂人を心から愛しているのに完璧でない自分は「愛してる」なんて口にする資格が無い。真剣になればなるほどもがき苦しみ、とうとう桂人と離れる決断をします。「ヴァイオリンを弾いてたらお前とは一緒にいられない」「愛しているけど、たぶん愛せない」あううう〜(涙)ここが読んでて苦しい・辛い・切ない〜!ここで救われたのが桂人の強さ。前作で家族愛に恵まれず性的虐待すら受けていた不憫な”愛に飢えた少年”はしっかりと他人に”愛を与えることの出来る少年”になっており、その聡明さと意思の強さで周りに愛情を惜しみなく分け与えてくれるのです。マザーテレサ・ケイト!(「好きかもしれないから1回抱かせろ〜」とやってくるおマヌケも居ますが、アルバート、ウォレス、セシル、アーサー、おそらくブルーネル寮の面々と次々に桂人ファンが増えてると思われ)その生い立ちのために創りそこなった愛情の土台を、荒療治で粉々にするような苦悩の日々の中、桂人がスタンの愛し方を模索し待つだけではなく自ら近づいていく強さを身につけていくところが良かったです。読んでるこっちも辛かったですが、二人の未来にとって必要なプロセスだったのですね。前作に引き続きエドがちらりと登場。ほんのちょっとなのにその存在感たるや、まさに王者の貫禄!そしてしっかりレイの事も惚気てくれたし。ラヴェルの”亡き王女のためのパヴァーヌ”がスタンと母親の間の確執のシンボルとして使われていましたがイメージピッタリでした。
2021-12-16
評価点
5
めぽさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
紙でも持ってるけど、いつでも読みたくて結局電子でも購入しました。この作家さんは、続篇だから甘々で話が進むのかと思いきや、なかなかそんなに甘い展開にならないところが、良いような良くないような(笑)。でも読ませてしまうだけの筆力があって、そしてまた読みたくなってしまうという(笑)。つまり良かったってことです。
2021-07-31
評価点
2
みーたんさん
Renta!で購入済み
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前作の方がよかった。とにかく重いストーリーで疲れる。飛ばし読みしてしまった。
2021-05-05
評価点
2
MAHOさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
気持ちの落ち込んでいる時はよした方がいいかも。でもストリー的には好きです。
2021-03-06
評価点
5
フランソワさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
ひたすらに愛と葛藤です。BLを排除したら、純文学なのではと思います。スタンの才能と選択に、これが最良と思いつつも、じっとり不安です。でも最高です。作中、エドとレイがほんの一瞬だけ登場してドキドキしました。