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作者さまいわく『分厚い鈍器』の紙でも読みました。わたしは前作のツバメと殉教者はなんかスタンが信用できなくてあまりハマらなくてですね。帯がやきもちぷんぷんなテイストだったので今回は少しは甘い展開になるのかなと思いきや、さらなるキツいビターな展開でですね。。いままさに手にしてる分厚い鈍器をスタンのアタマに打ち落としたいくらいの。アトリーじゃないけど「なにそれぇ、、!」ですよ。さすが樋口作品、決してフィーリングで恋しない。ただ、桂人の監督生としての活躍はスカっとするものがありました。こうでなくてはね〜。ウェリントンはもちろん、ブルーネル寮でも疎まれたのち人気者になるという。個人的には「好きかもしれないから抱かせてくれ」とノコノコやってくるゴドウィンがお気に入り。ちなみにエドレイはゴージャスすぎるモブとしてチラっと登場。今回はホントにへとへとになるほどキツいお話だったのでラブいのが読みたかったのにー!ってひとには小説Charaの番外編も併せて読むことをオススメします。続編出るかなぁ。出たらいいなー。まだまだ読みたい!
すごく面白かったです。今回はこの作者さん特有の不憫健気受け、と言う感じが抑えられてて、逆に少し成長した姿が見られたのが良かったです。
「ツバメと殉教者」の2作目です。とてもとても良かったです。今回は甘めなのかと思ったらとんでもないです!ww。前回よりも深刻な壁に何度も打ち当たります。その壁をひとつひとつ打ち破る桂人がかっこ良い。今回はスタンが葛藤。もう壊れてしまいそうです。大荒れで弱弱なスタン…大変良きです。終盤は可愛いの一言。無論、桂人も悩みに悩みますしとても悲しい思いもしますが、やはり樋口作品の受けです。芯が強い強い。アルバート初め、手のかかる息子が沢山居る桂人お母さん。気持ちが決まるとどっしり安定感。かっこよすぎて惚れちゃった。今回も新しい息子達が加わりどんどん子供が増える桂人お母さんです。お父さんのメンべラーズは勿論今回も後ろから暖かく?色々と手助けしながら見守ります。ww。エド様もまたちょっとご出演。外面は文句なしで大人カッコ良い。今回の見所はみんなの成長と2人の過去からの脱却、でもやはり何たって愛。そして苦しんだ分頑張る桂人にも終盤に嬉しいギフトがありました。いつか会えるのかなあ会えると良いなあと思いつつ更に続編を願って。
電子化されるのを心待ちにしていました!大好きなシリーズなので読むのが楽しみです。
ここ最近樋口先生祭りで、次々作品を堪能できてとっても幸せ!「パブリックスクール ツバメと殉教者」の続編の今作、ケイトとスタンに再び会えて嬉しい!前作で想いを通じ合わせ、幸せを満喫していると信じていましたが、今作では二人の葛藤がより深く掘り下げられています。目の前の幸せを失いたくないから、その後ろにある大きな問題から目を反らす…現実にある話ですよね。苦しみながら自問自答を繰り返し、問題を直視しようとするケイトに大きな成長を感じました。ケイトがブルーネル寮でぶちかますシーンは男らしく、あるいは極妻の姐さんのようでカッコよく、スカッとしました。スタン、見栄ばっかりはってないで頑張れよ、って感じ。脇を固めるキャラ達も成長を見せ、このパブリックスクールの世界のお話をもっともっと読みたい!と思わせてくれます。
紙でも持ってるけど、いつでも読みたくて結局電子でも購入しました。この作家さんは、続篇だから甘々で話が進むのかと思いきや、なかなかそんなに甘い展開にならないところが、良いような良くないような(笑)。でも読ませてしまうだけの筆力があって、そしてまた読みたくなってしまうという(笑)。つまり良かったってことです。
前作の方がよかった。とにかく重いストーリーで疲れる。飛ばし読みしてしまった。
ひたすらに愛と葛藤です。BLを排除したら、純文学なのではと思います。スタンの才能と選択に、これが最良と思いつつも、じっとり不安です。でも最高です。作中、エドとレイがほんの一瞬だけ登場してドキドキしました。
愛!愛!!愛!!!もー相変わらず哲学者かとツッコミを入れたくなるほどひたすらスタンへの愛を語る桂人が愛おしい。。。続編だけど甘々イチャイチャにならず、スタンは音楽を桂人はスタンの最幸を求めてもがきます。苦しくても人生は続く…可能であればパブリックスクールを卒業して社会人になった2人をこれからも見守りたいです。
圧倒的にこの続編が素晴らしいです。樋口さんの特徴かもしれません。1巻目はとにかくみんな過去に囚われて話が進みません。が一皮剥けた2巻目からは、周りの人間との繋がりができ、全員にそれぞれのストーリーがあるのだと感じさせられる文章になります。そして今回特に引き込まれたのがスタンの芸術家として取り憑かれた鬼気迫る練習の風景です。ずーーっと緊張が続き、このせいで一気に読み進めました。まさに芸術家ってああです。一人にしてくれほっといてくれと言いながらも巻き込んでいく異様なオーラを放ちます。正直、この作品に仲直りのエッチは余計で後日談で充分でした。スタンがああなった理由も「ケイトを早く取り戻したかったから」っていう攻めのお手本みたいな俗なものにしないで欲しかったなとそこだけが唯一残念なところでした。曲の中にケイトを求めてそれを昇華させるのが芸術家たる彼の到達点、というだけで良かったのに。ともあれ、今までの中でも特に読めてよかった作品なのは間違いありません。
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作者さまいわく『分厚い鈍器』の紙でも読みました。わたしは前作のツバメと殉教者はなんかスタンが信用できなくてあまりハマらなくてですね。帯がやきもちぷんぷんなテイストだったので今回は少しは甘い展開になるのかなと思いきや、さらなるキツいビターな展開でですね。。いままさに手にしてる分厚い鈍器をスタンのアタマに打ち落としたいくらいの。アトリーじゃないけど「なにそれぇ、、!」ですよ。さすが樋口作品、決してフィーリングで恋しない。ただ、桂人の監督生としての活躍はスカっとするものがありました。こうでなくてはね〜。ウェリントンはもちろん、ブルーネル寮でも疎まれたのち人気者になるという。個人的には「好きかもしれないから抱かせてくれ」とノコノコやってくるゴドウィンがお気に入り。ちなみにエドレイはゴージャスすぎるモブとしてチラっと登場。今回はホントにへとへとになるほどキツいお話だったのでラブいのが読みたかったのにー!ってひとには小説Charaの番外編も併せて読むことをオススメします。続編出るかなぁ。出たらいいなー。まだまだ読みたい!