かわいくて甘いお話でした。話の冒頭こそ可哀想な主人公ですが、あとはみんなに可愛がられて幸せになっていきます。受け攻めともに好感のもてるキャラクターで読んでてホッとあったかい気持ちになります。食事も美味しそうでオナカが空いてきます。

紙版の評価がよかったので最初から無期限で購入しました。読み終わって思ったのは、「これって人情ものかも」でした・・・でも美味しそうなお料理はいっぱい出てくるし、嫌な重さはないし、お手頃ではないかと思います。

紙書籍で購入。見出しが4つある中の3の話が好きでした。ビストロを中心とした…もう本当に、攻めはビストロと住居部分にしかいないという…。ビストロに集まる、人情あふれる常連さんやご近所さんにも心温まりました。ビストロを中心に据えた、舞台のようでした。

初心受けが男性である必要あったかなー？と気になりはじめると、これもう受けを女性にしてTLでよかったよねとしか思えずあまり楽しめませんでした。

途中まで無料で読める別サイトで読んでたのですが後半から有料なのでこちらで購入。こういうビストロとかパン屋さんとか居酒屋さんのＢＬが好きで何作か読んでますが、イチャラブがあっさりしてる作品が多い中、こちらはほぼ満足です☆特に両想いになってからの一虎さんの溺愛がすごくて、「好きだ」とか「可愛い」は何度も言うし、「俺の作った料理で芽の身体を作ってやりたい」とかは本当ニヤニヤしちゃいます！前半は近所の人のトラブルを料理で解決するような話が続くので、ずっと好きだのイチャイチャだのしてるのが読みたい人には物足りないかもしれませんが、普通に小説として面白いと思いますし、この後に両想いが待ってると思えば楽しめるはずです！できれば続編やコミックス化して欲しいな〜。

とにかくご飯が美味しそう。フレンチ食べてワイン飲みたくなっちゃった。今はちょっと難しいからなおさら…。恋の方はサラっとし過ぎて、有っても無くてもくらいのウェイトだった。

出版社さんの試し読みで読んでから、ずっと読みたくて電子になるのを待ってました。年上イケメン過去ありシェフ×お人好し世間知らずわんこ系男子の素敵なお話です。とても読みやすく、読むの遅い私でもスラスラと読めました。銀座にもこんな場所があるんだなぁ…と読んでいて行ってみたくなりましたし、なんと言ってもお料理が美味しそうで！飯テロ感半端ないです。そして、街の人がみんなあったかい人達で、こんな街で住めたらいいなぁととてもほっこりしました。恋人同士になるまでは甘いシーンはあまりないですが、恋人同士になってからは甘々で、読んでると幸せ〜って思えるお話でした。

いつも思うのですが、美味しそうな料理の数々…‥作者様はどんな風に調べ味わって？？いるのでしょうね、情報収集・・・読み手も読んでいるだけなのに(食べてないのに) 胃袋を捕まれてしまいそうです(笑)。下町情緒とお節介の温かさの中、２人の恋心が酸いも甘いも味わいながら育っているようで・・・ なんだかんだ言っても(笑)…美味しい料理と美味しいお酒があれば何とかなっちゃんだよね〜ェ〜♪♪

木挽町の路地中、こじんまりと良い感じのお店が結構あるのでその雰囲気が表されています。下町気質な町内会の皆さんの優しさと懐の深さがいいです。一虎さんが作る美味しい料理とお店＆常連さん達が作る美味しい雰囲気が食欲を誘います。芽くん、地元で嫌な目に遭ったけど、木挽町で思いがけず素敵な人々に出会えて良かったです。不器用でも素直に一生懸命な姿をちゃんと見て正しく評価して良かった。ラブは少しだけど、ホッコリするお話でした。

飯系BL、何故か素通りできないんですよね。男の人が美味しいご飯を作ってくれるのは、ある意味理想だからかな…（笑）いつかどこかで読んだような内容なのですが、ビストロの描写がとても良く、ほっこりする内容でした。受けの豆柴くんは素直だし、攻めの虎さんが意外とアレで、さすがフランス仕込み…みたいな（笑）こういうお話は、清涼剤系として定期的に読みたくなるので、デトックス効果抜群でした。オニオンスープ、牛肉の赤ワイン煮込み、ブイヤベース…食べてみたーいっ！！