レビュー一覧

不器用な青年社長X素直な隠れ御曹司のほっこり穏やかなラブロマンスBLでした。嫌な奴も出てこなければドロドロも無いのでBL初心者さんにもお勧めです。主人公の佐那がどうやら名家か大金持ちの家から逃げ出してきた訳ありだという事は冒頭からわかるのですが、優しくおっとりながらもしっかりとした意志を持ち、極端な世間知らずだったりすることなくいい感じ。対する井藤も有能なスパダリ設定ながら決して恋愛上級者ではなく、佐那への好意をどうやって表したらいいのか右往左往している様子がなんとも微笑ましいです。ラストのプロポーズシーンで井藤が持ってきた花束がすごく良かった！花束としてはてんでバラバラでありながら、花の一つ一つにたっぷりの想いが込められてるんですね。ロマンティックじゃないか〜　佐那の「僕はもしかしてお嫁に行くんでしょうか？」ってセリフも天然で笑えました。“コキア（ほうき草）”って知らなかったので検索しちゃいました。モフモフまん丸のアレがポコポコ植えられていたらかわいいだろうなあ。

おっとりした受けがかわいいのはもちろん、対外的にはスパダリなのに恋愛になるとあわあわなる攻めにはまりました！ぜひお兄ちゃんの続編が見たいです！

あまあまで読んで癒されました。好きです。読みやすくて楽しめます。

みずかね先生の絵に惹かれて読みました。甘々な攻めが大好きなので面白かったです。絵もぴったり。

あまあまなお話が好きな人はハマるかも。兄弟の確執や跡継ぎ問題などあるが、以外にさらっと終わって、最終的にハッピーエンド的なお話ですね。

佐那くん、おっとりはにかみ屋で一生懸命な様子に好感。井藤さんも佐那くんもお兄さんも種類が違う不器用さで空回りしちゃうけど、それも思い遣りや愛情から来ているので好ましいです。嫌な人が直接出て来ないのでイラッとせずに読めました。みずかね先生の絵も雰囲気に合っていていいと思います。

攻めのあんまりの不器用さにはほのぼのさせられました。良い意味でスパダリ感はかなり薄い。受けも問題を突きつけられた時、疑心暗鬼になるだけじゃなく、まずは信じよう話してみよう！と前向きな考えも好感。ただ最後まで兄のやってる事の意味が分からなくモヤモヤしましたが、蓋を開ければちょっと笑える展開。なので嫌な人は出て来ません。安心して読める作品でした。

表紙に惹かれて読みましたが、なんかサラッと読み終えちゃって、感動がない...。受けはまあ良いとして、攻めの井藤が不自然だな〜。

どっちもいいですね主人公の性格も好きだし意外と純朴な彼もいい。

かわいお話でした。お兄ちゃんにも早く恋人できるといいなぁ。