レビュー一覧

う～～～～ん… 評価に悩みます。でもやっぱりこれだけは言いたい！　作者さんも担当さんもわかってないなぁ…と。　初めからリアルタイムで読んでいる読者は、「ここから」が見たくてずっとずっと待ってるんですよ。 続編が出るたびに、やっと2人のラブラブイチャイチャが見れる！と楽しみにお金出して買うんです。でも、蓋を開けてみれば毎回問題起きてすれ違い。やっと分かり合えたと思ったら最終回。この繰り返し。なんかもう嫌になってきました。難聴障碍をテーマにしたヒューマンドラマとしてはよく練られてていい作品だと思います。でも私はBLが読みたいわけで。エロが見たいっていうんじゃなくて、ただ2人が仲良くしてるとこが見たい！しかもちょっと絵が崩れてきてる！？　太一の顔がどんどん幼くなってて、もし、もしもこの先、続編が出て、待望のBL展開になったとしても、このちょっとショタ女子顔が加速するのであれば萌えないかも… 長年この作品と付き合ったきたからこその辛口評価、すみません。

リミット編最終巻。エロなど無くとも満足できるシリーズですが、ふたりのキスシーンには奇声をあげながら部屋中転げ回りたい衝動に駆られました…。相手を思いやるからこそのすれ違い、それを経て絆を深め合う２人。この作品を読む度世の中色々な考えの人がいて、自分の何気ない態度や言葉で傷つけることがあるのだと考えさせられます。今このコロナ禍の中、自分もいつ偏見や差別にさらされるのか分からない。相手を思いやる気持ちを忘れたくないものです。

欲を言えば、最後くらいもう少し2人のラブラブなところが見たかったですが、ストーリーはとても良かったです！！もはやBLというカテゴリーで読んでない作品なので、それぞれの思いを繊細に表現しているところなど、セリフがとても心に響く事が多く、何度もジーンとくるところがありました。難聴という難しいテーマの作品でしたが、太一の明るさもあってか、しっかりとお話が着地出来ていて良かったです。残念なところでいうと作画は昔の方が上手だった気がします。特に主人公2人の顔の不安定さが少し気になりました。でも、作品自体はお気に入りなので、いつかこの2人のその後などが読みたいです。

障碍者というテーマでは星5です。ただ航平と太一の話としては前二作の焼き使い回し(すれ違い､轢かれかける､おじいさんに相談etc)でシリーズ中一番微妙でした。 障碍者がどんどん掘り下げられる反面、二人が心理的に全く進まない(付き合ってるのに話もせずまた距離置くとか)ので温度差を感じた。一巻までは良かったのですが二巻から航平の悩みが増えすぎてとっ散らかった印象。 自己犠牲かどうかのテーマは犀.リュウに比べ付き合いたて働きたて二人には早いような？彼らの問題はシンプルに仕事で会えないからの嫉妬や人工内耳だけでよかったのに… あと太一がこの物語の絶対的正解になっていく様にみえて残念です…見た目も言動も幼くなってフィクション色が強くなってる 作者さん別名義しかり長編に向いてないのでは… 続編があるようですが書き下ろしみたいな短編集だったらと思いつつ編集がシリーズにするんだろうな… 全巻初版で買ってるくらいに好きですが次もこの感じなら買わないと思います…

聾をテーマにした漫画としてなら星5、BLとしてなら星3、太一のじいちゃんに泣かされたのでおまけの星4です。なんやかんやありつつも、おさまるところにおさまった二人。ラストはようやくBLとしての甘さがありましたね(でも足りないよ～！)。でも、またきっと色んな困難なことが起きて、本当のハッピーエンドにはまだほど遠いような気がする…。今回も「お前は乙女か！？」ってくらい恥じらいすぎる太一にも若干もやもや。早く航平を心も体も幸せにしてあげてほしい。あと、ちょっと絵柄が変わったんですね。私としては前のほうが好きなので違和感がありましたね…。

一段落して一応のハッピーエンドと言う感じ。面白いので良いですが……、そろそろ太一が子供すぎて少々辟易としてきた気がします。（とはいえ続編も読みますけど）健全な男の子だったら好きな相手に触りたいとかそういう欲求生まれると思うんですけどねぇ……。反応が若干、元気な女子中学生や女子高生みたいだなーって思ってしまう部分が増えてきました。太一はこのまま変わらないで描かれていくんでしょうが、２人の関係も変わらず平行線でダラダラ続いていってしまうのかなーという懸念はありますね。それも含めて、今までより星をひとつ下げての☆4でした。

やっと、やっとこさ、航平の気持ちが届いた感じでよかったー。早くいちゃいちゃ、ラブラブになってほしいです。私たちもよく待つよねー笑。読者の皆さんを褒めてあげたい笑。まあ、他にも見どころは多いので、この巻で、みんなが幸せに向かっていく感じに、じわーっと感動させていただきました。面白かったです。

リミットの1～2までに比べたら、3はごちゃつき感はマシになっていましたが、やっぱりこのお話当初の読者へのメッセージ性のシンプルさや絵での見せ場はなくなってるのが悲しいなぁと思いました。シリーズ1作目と2作目が本当に好きだったので、リミットは主人公二人の事に絞って描いて、それぞれの人の事は番外編としてそれぞれ描くのが良かったんでしょうね…。番外編はＢLじゃなくなりますが(￣▽￣;)漫画としての完成度は、本当に全く違ったものになったと思うのです…。こんなに沢山の人に読まれ愛されるお話になったので、出版社さんの英断があったら良かったなぁと思いました。

なんか、ジーンときました！じいちゃんのことばといいっなみだがでました！」

話しを引き伸ばすなら、もう少し2人の関係を進めてもよかったのでは？