レビュー一覧

知人がこの病になり、この本を読みました。症状は人それぞれですが、暮らし辛さや、自身ににしか分からない幻視幻聴など起きる中で、一生懸命向き合いながら暮らしている大変さを理解できました。有難うございました

自分も近年、発達障害を持っていることが分かりストラテラを飲んでいた時期がありましたが、頭が真っ白になる感覚は理解出来ました。私にも幻覚や、幻聴の類いは若い頃は経験ありましたが、作者さんと違って幻想的な世界を楽しんだり、幻聴も自分を励ましたりする内容だったので。精神病の症状は、人それぞれ違うんだな、と知ることが出来たので非常に参考になりました。

多摩美を出ているだけでなく、賞もとられているとはビックリしました。東京藝大を目指して何浪もされていたみたいで、そういうストレスも大きかったのかな、とも思います。マンガの絵ではそんなに上手だとは思わないので、作者さんの美術画を見てみたいです。

統合失調の人生をこれからどうやって生きていくかを考えさせられる。

全然待望じゃなかった。再発しなければよかったのに。

独特な絵柄が気になって購入しました。絵やコマ割りなど少し読みにくいと感じるところもありましたが、それが逆に作者の方のリアルな世界なのかなと思いました。面白かったです。

幻聴、幻覚、幻痛とか、統合失調症って、とってもツラい病気なんですね～。そんな中での、体験談としての執筆活動、素晴らしいなと思いました。

統合云々前に、作者と周りの人間がおかしい。（作者批判ではないです念のため。）話は面白いけど、絵は苦手なので☆３にしました。ちなみにレンタルです。以下ネタバレ含む感想ですが・・・（本というより本人と周りの人間に対して。）書籍の中の対人関係エピソードで、画材店で作者が知人の画材店員に恋愛相談をした際、店員に「彼って○○ちゃんが彼女なんでしょ。○○ちゃんにはかなわないよ美人じゃん　きこりちゃんブスでスタイル悪いし」と言われ、作者は「そんなにズケズケ言わなくても・・・世知辛い世の中だ」と心で思うだけ。（しっかり画材買ってる）いやいやいや。店員ありえへんやろ。客に対して何それ失礼。本当に実話？？作者も、「☆さんひどい」とか「そこまで言うことないでしょ！」とか抗議しても良い。元々店員と客の関係以前に知人同士だった？それとも店に通ううちに顔なじみになった？それにしても店員おかしいし、作者もなぜそんな人に相談する？というかその画材店暇なの？店の中で相談したの？どういう状況？二人はどういう関係性？私は店員と雑談したことない人種だけど、でも普段行く画材店は結構混んでて忙しく、店員とまったり会話なんてできない状況だけれど・・・。（漫画用に設定変えた為に、こうなってるなら仕方ないけど？？）こういうのって普通なの？？客と距離の取り方間違える店員って割といるの？？？どうなの？？？凄い疑問でした。

今回もなかなか強烈な統合失調症の症状や、家族の不理解、SNSとの付き合い方など、作者さん自身のエッセイ漫画を堪能できました。絵が下手とか、いう評価もありますけど、絵が綺麗系ではない、素朴系なのだと思います。前の作品より丁寧に描いているなぁという印象でした。表情が非常に分かりやすくて、何が言いたいのか理解しやすかったです。個人的に献血の受付の方が良い方で良かったです。

幻聴や幻覚のイメージが今まで沸かなかったが、作者の漫画を読んで少しイメージできた。"トーシツ"の人がパニック時にどういう状況に置かれているのかわかれば、周りも冷静に対処できる。当事者が書いた漫画はとても貴重だと思う