レビュー一覧

すごいですよね。これは中毒性があって、読むたびに衝撃を受けます。シュールで壮大な愛の追いかけっこのお話で、ぜひ結末を見届けてほしい話です。それにしても重い実さんの作品って、えっちの最中に台詞やモノローグでかなり重要なこと言うので見逃せませんよね。ホント独特。本作は別レーベルから三原可楠名義で出てたものと本編は同一です。あれプラス、カバー下だったものかな？スズキと須崎の背景についての4コマが2ページと、須崎の両親とスズキにまつわる新たに収録された描き下ろしが24ページ。これまた泣けました。描き下ろしだけのために…とかなり迷いましたが読んでよかったです。

買ってしまった。一度買ったのに…買ってしまった…描き下ろしが見られたので万々歳です涙

すごい。絆創膏の意味を「あー、なるほどね」と思っていたが、それどころの話ではない。絆創膏で隠したかったものや守りたかったもの、増えていくタイミングを思うと胸が締めつけられる。花になって本当によかった。とはいえ鬼ごっこ、そんなに上手にならなくてもよかったのに。いや、最後の最後まで追われ続けたことは、彼にとって喜びであり安堵だったのだろうか。そして斎藤が見た店長の赤い血と、オーナーの血染めの下半身にも息苦しいほど胸が締めつけられた。似て非なる二つの愛の形。傑作。

三原可楠の時の本は買ったのですが、それにはない書き下ろしが見たくてレンタルしました。満足です！

面白いです。ボリュームがあるので読むのが大変かと思いましたが大丈夫です。重いシーンもありますが、この先生の手にかかるとどこかシュールで面白いですね。エロはかなり多めですが、そこに引きずられないで読めるのはキャラとストーリーがしっかりと描けているからでしょう。出来ればネタバレはなしで読んでほしいです。

スズキ君に長い時間かけて愛を捧げる須崎君のお話と、コンビニの店長とオーナーの深い愛のお話。スズキ君が幸せを感じてくれて良かった。

へー，こんな作品も書くんだ…というのが率直な感想。もっとおバカな軽いビッチノリのお話かと思ったけど，意外にも重い話。「アホエロ」「EX」など割とシュールでアホ笑いで突っ走る形だけしか知らなかったので，この作家さんの力量を見せつけられた感じ。絆創膏のたった一つのシーンだけで人物の心の傷の深さを表現するところなんかは，ぐたぐた長く説明セリフを読まされるよりも心にズキンとくる。と，同時にくすっと笑い得るシーンや，花を送るシーンとかを挟む使いどころのバランスが巧いなーと思った。これらのおかげでエロ満載にもかかわらず淡々と進む中に緩急ありの意表を突かれた作品でした。重い実さんの作品ではこれが一番好きかもです。最後の寝相のイラストはもはや恒例ですね。

すごく切なくてエロくて良い話でした。スズキくんの足の絆創膏に涙。いや本当に読んで良かったです。重い実先生、有難うございました。

今回も作者買いしました。先生の作品は好きなのですが、今回はイマイチかな…。ユニークさはいつも通り面白いのですが。同じような事を繰り返してるばかりで話が進むのが遅いです。もう少し短くまとめられると思いました。その分もう少し安く出来るかと。あと私は集合体恐怖症なのですが、後半のバンドエードを足にいっぱい貼ってるシーンが気持ち悪かったです…。同じ恐怖症の方、注意してください。

作者買いですが、ビックリする位にハマれなかった…。登場人物好きになれず、理解不能な世界…。